置時計
腕時計、懐中時計、掛時計とくれば、やはり次は置時計だ。
置時計は10~20センチくらいの机の上におくのに丁度良い大きさのものがけっこうあるし、値段も割と安いものが多いから、しがない貧乏庶民には危険な領域である。
実は某オークションなんかを巡回していて欲しいと思うことが度々あった。
この『イブシ戦車』というのも欲しいものリストに入りそうだ。
この置時計は戦前の精工舎が昭和12年頃に造っていたものらしい。
今でも人気がありそうだが、当時は戦争の時代だからもっと人気があったのではないだろうか。
なんでも、モデルの戦車は“世界で初めて全周回型旋回式砲塔を搭載し第一次世界大戦で活躍したルノーFT(Faible Tonnage:軽量)かその派生系と考えられる”とのこと。
でも、主人公の父親は時計は好きだけど兵器や武器には興味がない人のようで、むしろ嫌いなのかもしれない。
この物語が閃いた時に何というか、そういう人物なのだという感触があった。
とにかく、そんなわけで彼が自分の店に、この置時計を並べたかどうかは分からない。
この時計をスケッチしたのは、私の個人的な好みというだけの理由である(笑)
