とけいのじかん5
腕時計とジャガイモと異常気象
北海道の各地で5月の気温としては記録的な暑さが続いている。
まさに異常気象である。
温暖化と一くくりにしてしまうのは少し語弊(ごへい)があるように思う。
でも私は内地で何年か暮らしたことがあるし、近年の暑さにも慣れてきているから驚きはするが、今のところ特に身体的に堪(こた)えたりはしていない。
何といっても湿度が25%と乾燥しているから蒸し暑くない。
気温が34℃を超えても、からりとしていれば日陰に入ると涼むことができる。
それに山奥の田舎町だから山から吹き下ろす風は、まだ冷たいので夜になると寒いくらいだ。
熱帯夜にならないから夜だけでも安眠できる。
それが、どれだけ違うかは内地に住む方のほうが身に沁みて御存じではないだろうか。
それでも汗ばむことは汗ばむから腕時計も革バンドはちょっと敬遠したい。
まあ、都合よくSSブレスレットのSEIKO5 SPORTSをローテーションに加えていたから助かった。
10気圧防水の現行モデルだから汗をかいたら水道水で丸洗いしてしまえばいい。
少しはヒンヤリして気持ちいい。
もちろん200メートル防水のダイバーズウォッチではないのでリューズまわりに直接、蛇口から水をかけるのは止めたほうがいい。
注意することといえば、そんなものだ。
現行モデルは気楽でいい。
特に夏はベストシーズンである。
逆にオールド腕時計は注意が必要である。
あんまり汗なんかかいて裏蓋から沁みたら大変なことになる。
知らないうちに本体と裏蓋の間が錆びてしまう。
そんな個体をよく目にする。
通称ポコ蓋なんか要注意だ。
まあ夏は使わなければいいだけの話だから別に困ることもない。
自分はオールド国産腕時計のファンといっても、その程度である。
さて、そんなわけで個人的には異常な暑さも、さっぱり堪えていないのだけれど、余裕をこいていると、ひょっとすると今年の秋口から困ることになるかもしれない。
何故かというと、私が最近、愛飲しているのは、このジャガイモ焼酎なのだが、ジャガイモというのは御存じの通り暑さに弱いからだ。
特にメークインという品種は暑さに弱いそうである。
諸物価高騰(しょぶっかこうとう)のおり愛飲の焼酎まで値上げされてはたまらない。
やっぱり季節というのは季節通りに進んでくれないと困る。
でも、そのサイクルを壊しているのも我々人間なのだから言葉につまる。
さて、しかし、この世界的な温暖化を防止する取り組みに背を向けたアメリカ大統領が日本にやってきているが、日本国の総理大臣を筆頭にのほほんと歓待されたようだ。
こちらも言葉を失くしてしまう。
日本の文化としてはお客さんを丁重に迎えるのが礼儀だろう。
しかし、こんな大統領をのほほんと迎えていて本当によいのだろうか?
私は甚だ疑問である。
こちらは暑さボケではなく平和ボケだろう。

