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2024-3-16



なぜ、投資詐欺による被害が後を絶たないのか?
やはりその金銭的被害は、一生が狂ってしまうようなケースもあるわけで、何としてでも無くさなければならないと思います。
まず、少なくとも日本人は、一般的に投資にあまり馴染みがない、すなわち、投資の知識がない。それが、被害に遭う大きな理由ではないでしょうか?
日本人の一般的な資産運用は貯金で、株·信託投資で運用するという発想が全くない人も多いのかも知れません。投資に関しては受け身で、第三者から話を持ちかけられ始めるケースも多いのでは?儲かるから、利益が出るからと言われて。その結果、損失が出たり、出資金が戻って来なかったりの被害に遭ってしまう。
対する、話を持ちかける側は、人から金を集める為にありとあらゆる巧妙で非情な手段を使う。組織的な勧誘、個人的な勧誘、強引な勧誘、色仕掛け的な勧誘など手口は様々。共通しているのは、こちら側の知識の無さに付け込んで、必ず儲かるという趣旨の事を謳い、出来るだけお金を引き出そうとする事。
この時点で、言ってしまえば、大人と子供ぐらいの力関係なわけです。勿論、投資詐欺の場合、いずれはその首謀者は逮捕され、事業所も取り潰されますが、かと言って騙し取られたお金が返って来るわけではありません。
投資は、他人に勧められて始めるものでなく、自分から興味を持って勉強してから、リスク覚悟で始めるもの。そういう認識を強く持つしかないと思います。
第三者から投資の誘いを受けたら、まず、断る。何があっても断る。必ず儲かるなんて言われたらまず怪しいと決めてかかる。それでもその話に興味がある場合は、自分なりに調べて勉強してから、その話に乗る。少なくとも、自分の知識を越える投資話には絶対に乗らない。それしかないと思います。
銃弾飛び交う激しい戦場に、手ぶらで行けますか?









3月



あの忌まわしい能登半島地震で始まったこの2024年も、既に3月に入りました。時間が経つのだけは早いものです。
そして、そんな中飛び込んで来たのが、漫画家の鳥山明さんが急性硬膜下血腫で亡くなったという衝撃の一報。
世界的漫画家の急逝の報は、瞬く間に広がり、今、各国、各分野の人達から様々な哀悼の声明が出されています。
僕自身も、多くの人がそうであるように、鳥山明先生の作品のドンピシャ世代でした。僕の場合、小学1年生から二十代まで、常に鳥山明先生の作品が成長と共にありました。その作品により成長したと言っても過言ではありません。
やはり、鳥山明先生と言えば、緻密で洗練されたあのデフォルメされたデザイン。あのデザインの登場は衝撃的で、初作品のDr.スランプは一瞬で老若男女に受け入れられ社会現象になり、その後も「漫画·アニメ人気」を飛躍的に高めたのは言うまでもない事だと思います。そして鳥山明先生デザインによるドラゴンクエストのパッケージの絵は、多くの人をRPGの世界に招き入れ「ドラクエ人気」を生み出しました。
そしてもう一つ、鳥山明先生と言えば、ストーリー、台詞の作り手としても超一流だったという事。ドラゴンボールで見られる、あらゆる事象を上手く組み合わせたテンポの良い分かりやすいストーリーと、簡潔で要点を突いた台詞は、本当に我々読者を虜にしました。ドラゴンボール人気が全盛の頃は、月曜(発売曜日)の夕方にはジャンプが売り切れてて、残ってるものはないか何軒もコンビニを回った記憶もあります。アニメの平均視聴率も20%以上だったとの事。
そして最後に、鳥山明先生と言えば、実直で素直で正義感の強い人柄と、職人としての強いプライドを思い浮かべます。勿論お会いした事はないのですが、作品からはそのお人柄が伝わって来たような気がしました。メディアへの露出を抑えていたのも職人気質の表れなのだと。
そんな鳥山明先生が、世の中の出来事について個人的にどういうお考えを持っていたのか、今思えば物凄く知りたいところではありました。新型コロナやウクライナ侵攻についてや、最近では、能登半島地震や漫画家の方が亡くなった件についてなど。あの孫悟空というキャラクターを生み出した鳥山明先生が、現実の事象に対しどう意見されるのか、非常に興味ある事ではありました。いや、もしかしたらこの先、そういう事をSNSで発信する機会があったのかも知れない。それだけにこの急逝の一報はただ残念でなりません。
著名な方が、元気だったにも関わらず急性硬膜下血腫や急性心筋梗塞などで急に亡くなるというのは、本当にどう受け止めて良いのか分からないという感じです。悲しみよりも嘘でしょ?という思いが先行してしまいます。訃報から一晩経ち、今、こうして、ようやく状況を受け入れ始めているという感じです。
やはり、思い返せば、鳥山明先生には感謝の言葉しかありません。自分の成長期、人格形成の時期に、常にその作品が傍らにあり、自分を支えてくれました。「本当にありがとうございました」。その一言に尽きます。
心より御冥福をお祈りいたします。











2023年



2023年も残す所あと僅か。振り返れば、最後の方は、政治の裏金のニュース一色だったような気がします。
販売ノルマを越えた分のパーティー券収入が、政治資金収支報告書に記載されずに裏金としてその議員にキックバックされていた問題。派閥内部において長年そのようなキックバックの運用が行われていたとの事で、その背景にある政治資金パーティーを始め、派閥そのものの存在意義が問われているのが今の状況です。
国会議員の集団である派閥はかなりの活動費を有しているはずなのに、更にパーティー券収入による億単位の活動費を得ようとする目的は何なのか?
よく、政治には金がかかると言われますが、どのようにかかるのかクリアにして欲しいです。派閥は政治を前に動かす為に必要だと思っていただけに、こういう膿が出て、東京地検特捜部まで動く事態になると、さすがに不信感が先行してしまいます。金の問題は政治不信に直結する事です。今回の裏金の件は氷山の一角という見方もあります。であれば、氷山の母体である派閥の政治資金パーティー及び派閥内のパーティー券販売競争のあり方を変えるべきではないでしょうか?裏金の温床を無くしていかないと、同じ事の繰り返しのような気がします。




という訳で、


今年のブログはこれで終了したいと思います。大掃除も終わったし、これも書き終えたし、後は風呂入ってすき焼きつついてテレビ観て年を越すだけです。テレビ何観よう…。笑ってはいけないはやらないから、昨年に続いて逃走中にするか。では、皆さん、良いお年を。