4月 | penaltyのブログ

4月



いや~、静岡県知事の発言には少し驚きました。既に報道されている事なので、ここでは触れませんが、どう聞いても職業差別発言のような気がするのですが。

静岡県も愛知県と同様、工業と農業が盛んな県です。あの発言は、静岡県内の工業と農業と畜産業に関わる有権者への裏切りなのではという気さえします。県を支えるのは産業であり、その産業を支えるのは第一線の現場で働く方々です。それさえ理解していれば、出ない発言だと思うのですが。


いえ、これ以上は静岡県知事の批判はやめておきますが、とにかく、知事が交代する事で、今後静岡県がどのような方針を示すのかが気になります。今までは、リニア中央新幹線開業を巡って、県と国が真っ向から対立していましたが、それが今後、どうなるのか?

知事交代を機に、歩み寄りに転じるのか?それとも対立関係を続けるのか?

一つ言える事は、両者が歩み寄らなければ、国の発展もなく、結果的に静岡県の発展もないであろうという事。国と都道府県は一蓮托生の関係性である事を考えれば当然だと思います。前述の、農業·畜産業·工業に携わる人達と自治体は一蓮托生という理論と同じです。静岡県が離れてしまったら、日本という国は成り立たなくなります。そうなれば、逆に静岡県も成り立たなくなってしまう。

静岡県は規模が大きい県です。政令指定都市を二つ抱え、日本の象徴である富士山も擁し、人口もGDPも全国で上位です。その静岡県の更なる発展と、いざという時の災害対策強化、インバウンド需要の向上等の為にも、今度こそ、然るべき知事にきちんと「守られ」なければならないような気がします。