今日はパソコンとは全く関係の無い話題で申し訳ないのです。
ニュースで知ったのですが、私の幼少期と同じように貧乏生活を乗り越えてきた方が亡くなられたということで、少しですがその事について書かせて頂きます。
私は今では普通と言ってもいいくらいの生活を送っておりますが、小さい頃は親の借金や、兄弟が4人もいるのに、父の妹の再婚の為にその子供を2人預かって一緒に育てていた事など色々な事情から貧乏な生活を余儀なくされておりました。
「金返せ」という張り紙を玄関のドアとトイレのドア(昔は玄関に鍵掛けない家が多かったですから)に貼られていたり、幼稚園の時、金が無くてお昼のお弁当を作ってもらう事もできず、同い年の妹と一緒に「お弁当を忘れました」って子供ながらに嘘をついて、先生に2人分の牛乳とサンドイッチを買ってもらって食べた事。
お正月なのにそれらしい物を何ひとつ買う事ができず、しかたなく去年から残っていた日本酒を母が妬けになって大晦日の夜に飲んでいた事。
生活保護を受けており、給食費がみんなと違うので誰にも見られないようにしていた事なんかも今では貴重な経験であり、今後生きていくうえでの財産だとさえ思います。
小さい時からそんな生活をしてきた私には、同じような境遇の中、一生懸命生きてきた方が自ら命を絶たれた事になんとも言いようの無い虚しさを感じます。
貧乏生活なんかよりももっと辛い悩みや悲しみを抱えていたのかもしれませんね・・・
虚しすぎますね 色々考えさせられます(´_`。)