本日持ち込まれた自作系マイクロタワー型パソコン。
電源が切れるということで持ち込まれたのですが、パソコンの電源を入れてみると電源は正常に入りますが、BIOS画面すら出てこない状態でした。
ハードディスクに無理がかかって壊れたらいけないので、ハードディスクを切り離し他状態で、チェックしようと筐体を横倒しにしてケース内部を確認しましたが、目視では異常な分部は見つかりませんでした。
とりあえず画面が出なければテストもできないので、ビデオボードを違うものに交換して試してみたのですが、症状は同じでした。
画面が出ないのはビデオボードではない様子。
次はCMOSリセットを行ってみましたが、これもハズレ。
残るはマザーボードかCPU。
マザーボードを外す前にCPUをはずしてみると、なにやら怪しい焦げ跡が中央にありました。
どうもショートしたような跡でした。
マザーボードの裏も確認しようと取り付けてあるネジを外していくと、カタッとなにやら中から硬い物が動く音がしました。
マザーボードの下に何かある様子。
筐体を少し傾けてみると、やはりマザーボードの下から金属の当たるような音がしました。
これはっ!!と思い、マザーボードの止めてあるネジを全て外し、マザー自体を少し持ち上げながら筐体を立ててみると、なんと中から六角レンチが出てきました。
これがマザーボードの下で挟まった状態になり、ショートを起こしていたんでしょうね。
再度全ての部品を取り付けて電源を入れると、あっさり起動しました。
かなり負荷をかけてみても電源が落ちる気配も無いようですので、これで様子をみてもらうことに。
それにしてもこのパソコンには六角レンチを使うような場所はどこにも無いのにどうしてこんなものが入っていたんでしょうねぇ。
謎????