実は1年半ほど前から、胃腸のなんとなくな不調で医者を受診してきた。症状としては下痢気味なのと胃もたれ感だが、ずっと真面目に薬を服用してきたものの薬が効かずに良くなったり悪くなったりと続いていた。そして2ヶ月ほど前から口臭を指摘され、こりゃ真面目に精密検査を受けなきゃいかんなと重い腰を上げた。
いま受診している近所の内科医は循環器系が専門なので、胃カメラをして貰おうと思い検査項目が多いと評判の三木町K医院を受診したらブチ切れたのは前の日記の通り。次は別のところに行こうと思っていた矢先に、今週月曜日にいきなり痛風の発作が来た。
今日土曜日現在、まだ足は多少腫れており痛みも続いているのだが、ここでちょっと驚く異変が起こった。なんと胃腸の調子が劇的に改善され、便通は1日1回の普通に戻り口臭も綺麗さっぱり治ってしまったのだ。痛風の発作というのは、起きると尿酸値が一気に下がるのだそうで、つまり胃腸不調の原因はなんと尿酸値だったのだ。
つまりだな。下痢のせいで尿酸値が徐々に上がり（尿からでなければ尿酸は排出されない）、それが原因で胃腸の不調が進行した。そして痛風の発作が起って尿酸値が急激に下がると、尿酸値が原因だった胃腸の不調が嘘のように治ってしまったということだ。痛みが引いてから服用を開始する尿酸値を下げる薬はすでに貰ってあるから、長く苦しんだ胃腸の治療はこれで終わりに出来る。
実はうちには、犬より感度の良い鼻を持つ先生がいる笑。その人が驚くほど一気に口臭が消えたそうだし、口臭が気になって買ったオムロンの口臭計もいつもゼロを指すようになった。いま下痢や頻便で困っている方は、ぜひぜひ血液検査で尿酸値をチェックして欲しい。原因は意外なところにあるものだ。
いやしかし、人間の身体って不思議ですね。どうぞご安全に。