義父のお庭のブラックサポテの木が収穫時期で、先日7つお裾分けくださいました。
他にもお庭のフロリダアボカドやパッションフルーツなどをいただきましたが、それらはまた後日。
学名:Diospyros nigra
スペイン語名:Zapote negro / Zapote prieto
英名:Black sapote / Chocolate pudding fruit / Black soapapple
ブラックサポテは、メキシコ、セントラルアメリカ、コロンビア、カリブ諸島原産のカキノキ科の常緑樹。
アメリカではフロリダ州とハワイ州の一部で栽培されていますが、あまり市場には流通しておらず、お店では滅多に見かけない珍しいトロピカルフルーツです。
5日ぐらい置いておいたら一番小さいのが触るとへこむほど急に皮が柔らかくなったので、食べ頃かなと思ってさっそく半分にカット。
あら
まだまだ全然青かった...
中身は熟れるとチョコレートプディングみたいに真っ黒になる筈なんですが、まだ白っぽい茶色でちょっと柿っぽいですね。
渋柿ほどではないですが、渋みと苦みがあって甘みはなく、フカフカ&ポソポソしていてこの状態では全然美味しくないです。
(もったいないのでベーキングに使いますよ。)
その2日後、これはさすがに熟れ過ぎだろうと思ってカットしてみましたが...
熟れ具合がまだまだでしたわ。 💦
しかし種の周りは、まさに柿の種の周りのゼラチン質のような感じで、少し甘みがあってトゥルントゥルンで美味しいです。
さらに翌日、もういい加減にいいだろうと思ってカットしてみましたが...
あともう一歩という感じでした。
せっかちにもほどがある。(反省)
そして遂に、このぐらいのもはや干し柿レベルに熟すまで待ちに待ったブラックサポテを
おもむろに半分にカット。
やったーーー!!
これです、これこれ。
まさにチョコレートプディングのような食べ頃のブラックサポテ。
カキノキ科なのでちょっと完熟の柿っぽく、食感はチョコレートプディングのようなこし餡のような滑らかな舌触りで、甘さ控えめでかなり柔らかめのデリケートで上品なデーツやプルーンのような感じです。
以前メキシコで食べたブラックサポテと同じお味でした。
義父のお庭でブラックサポテの木の写真を撮りそびれたのでメキシコで撮った写真ですが、若いブラックサポテの実です。
南フロリダの方が気温が高いからか井戸水が出るところだからかはわかりませんが、義父のお庭のブラックサポテはメキシコで食べたものよりも 1.5~2倍ぐらい大きいのでちょっと驚きました。
昨日のバレンタインデーは、熟れ具合がまだまだでベーキング用に冷凍しておいたブラックサポテを使ってブラックサポテブラウニーを焼きました。
胡桃、ピーカン、カシューナッツ、アーモンド、ピスタチオをトッピング。
先月はブラウニーミックスを使ってバナナブラウニーを焼いて、最後に胡桃を埋め込んで見た目が汚らしくなってしまいましたが。
今回は一からちゃんと作って見た目を重視してナッツを優しくのせたので、キレイに仕上がりました。
ココアパウダーとセミスイートチョコレートチップの味が勝ってブラックサポテの味は殆どしませんでしたが、しっとり美味しく焼き上がってうちのフロリダマンも大満足してくれました。
これは冷凍保存する前に撮った写真ですが、右側のまだ青かった茶色いブラックサポテのペーストを使って、いつものバナナブレッドのレシピでブラックサポテブレッドを焼いてみました。
カカオパウダーなしで、この茶色さはブラックサポテの自然な色です。
胡桃を中に混ぜ込んで、左はプレーン、右はダークチョコレートチップをトッピング。
なぜだかいつものバナナブレッドよりも膨らんだ気がします。
ワイヤーラックに移して冷ましてからスライス。
ココアパウダーなしでこの黒さ。
いつものバナナブレッドと同じレシピで作ったとは思えないぐらいしっとり&ふんわり焼き上がって、なぜだか自分で焼いたんじゃないみたいな出来栄えに。
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ダークチョコレートチップをトッピングした方はお裾分け用に。
うちで使うピューレーは普通のジップロックに入れて冷凍保存しますが、一個分のピューレーはお裾分けするかも知れないのでフリーザーバッグに丁寧に入れて冷凍しておきました。
ブラックサポテには、なんとビタミンCがオレンジの3倍 そしてビタミンA、鉄分、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ポリフェノールなども豊富に含まれているのだそうです。
種を発芽させて、庭に植えてみようと思います。🌱