Здравствуйте!!
朝晩の冷え込みが厳しくなった今日この頃。皆さん、元気でお過ごしだろうか。
私も、あるようでない暇を確保しつつ、ロシア語に触れることができた。
総学習時間、
505分。
1日あたり、約72分…今週は結構がんばって勉強できた方だと思う。
以前の私なら
低ッ!
と思っていただろうが…まあ、そこはそれ。と言うことで。(日本語って便利)
さて、今回は「まいにちロシア語」応用編第6課で学習した数詞について取り上げようと思う。
この、数詞というのが、
ロシア語ではなかなかの曲者
だったりする。
と…ここまで書いて
クセモノじゃないロシア語の文法ってあったっけ、
と思わずツッコんだが、まあこれも、そこはそれ!
ロシア語の曜日がなかなか覚えられなかったことは、以前描いたことがあるが、数字はどうなのか。
以前のブログ↓
この数詞…というか、ロシア語の数字が覚えられるか、学習当初、私は不安だったワケだ。
なにしろ世の中には、数えにくい数字というのが結構存在する。
有名なところではフランス語。
70という単語は存在せず、突如として
加算法が適用され始める。(70=60+10)
そして80からは
乗算法。
(80=4×20)
こんな面倒くさい数え方があってたまるか!
当時、大学院生だった私は、ゲンナリした記憶がある。
※因みに、この間たまたま聞いたNHKラジオ「まいにちフランス語」講座では、講師の先生が
「計算するのではなく、覚えてしまいましょう」
とアドバイスしていた。
いやはや、
ごもっとも。
他にも、
50過ぎたら分数0.5を使用するデンマーク語
1と2と5と20しか数字のないアランブラック語
など。(ネット調べ)
※アランブラック語;パプアニューギニアの東セピック州、アンゴラム地区で話されている言語
さすがネット。よくぞこんなマイナーな(←失礼)言語を見つけたもんである
さて、肝心のロシア語だが、
ロシア語はそんなキテレツな数え方はしなかった。
良かった良かった。
これなら若くない社会人の私にも覚えられる。
と、ホッとしたのもつかの間……。
そうは問屋が易々と卸さないのがロシア語。
ロシア語は
数え方こそキテレツではなかったが、
名詞とタッグを組んだ途端、
奇妙奇天烈摩訶不思議
なドラえもん格変化を起こしやがったのである。
(分かる人いる?)
さて、あれからほぼ1年経った今、私はどうなったのか。
結論から言うと、
「私は今日、2本のガラスペンを買った」
は今回の「まいにちロシア語」ラジオ講座を聞いただけでは書けなかった。
「私は2本のペンを買った。」ならば
Я купила две ручки.
↑こうなるのだが……。
※ручкаの複数主格が単数生格と同形のため、一周回って、何も知らずに作文しても同じ文に帰着するという、これも割と理不尽な結末である。
例の一文、
「私は2本のガラスペンを買った。」
は書けないのである。
というのも、
ガラスペンは
стеклянная(ガラスの)
ручка(ペン)
と2語から成っていて、стеклянный (ガラスの)という形容詞が付くのだ。
この形容詞をどう変化させるのか、「まいにちロシア語」第6課では取り上げられていなかった。
そこで再び、引っ張り出したのが、
前に理解を諦めたまま眠っていた
「これならわかるロシア語文法」
さて、今のアクアマリンに理解できるのか。
あの時理解するのを諦めた呪文のような文法の一節が……
↓呪文↓
「ただし、主格と不活動体の対格のとき、数詞の後に付く定語は複数生格だが、名詞は単数生格。(原文P316より)」
…。
……。
………‼︎
理解できた。
進化したよ、私!
わーいわーい
そして、やっと書けた一文がコレだ!
Сегодня я купила две стеклянных ручки.
私は今日、2本のガラスペンを買いました。
英語だと中学1年で書ける文。
ロシア語で書くのに1年かかったよ!
かかりすぎ…。
お粗末さまでした!!
※以上、今回ロシア語関連はこれでお終いです。
さて、次にタイトル回収。
「3度倒れた父」の話について。
以降は、ロシア語と全く関係ない私事となるため、私アクアマリンに全く興味のない人(大半がそう)は、スルーでお願いします。
題して
あの時、アクアマリンに何が起こったのかPart2
やめれって。
第一弾はこれ↓でした。
さて…
まだ神経痛…神経障害性疼痛の痛みがあまり緩和していない5月初旬。
突如、実家の父から電話があった。
土曜日の夜、11時過ぎのことだった。
父『今、何時なんだ…?』
私「もう11時過ぎてるよ」
『なら、遅すぎるな…。あー…それなら明日でも…かまわん。朝イチで来てくれ。ワシはこのまま寝とるけん』
「そんなことできるわけない!今すぐ行くから待ってて‼︎」
私にとってたった1人の大切な父。
勿論、明日まで放置するはずもない。
どんなに遅かろうと行く一択だ。
しかし車のメーターを見ると、ガソリンがない。
気が急いたが、24時間営業のガスステーションを急いで探し、給油。
実家まで約55km超の距離を飛ばして1時間20分弱のドライブをした。
この日はあいにく雨上がりの後で、
川沿いの国道は濃霧に覆われており、
視界は最悪だった。
やっと着いて、家に駆け込んだとき…。
「お父さん!」
むっと立ちこめる異臭。
見れば、飼い犬の糞尿まみれの床に横たわる父が。
まずは、父が生きて反応してくれたことにホッとするも…。
床はぐちゃぐちゃ。
※後で聞くと、どうやらこの日、犬は倒れた父を尻目にテーブルの上の魚のフライを食べて下痢したらしい。
足の踏み場もない
なんなら、父自身も長時間、倒れたままになっていたため、下半身がドロドロだった…
とにかく、父を助け起こし、床を片付けた。
父は一度立ち上がると、どうにかこうにか自力でトイレに行って下半身を清めたようだった。
一体なんで、こんなことに…。
疑問符がいっぱい頭に浮かぶ。
最近になって何故か運動機能が衰えつつあったのを知っていた。
知ってはいたが…まさか、こんなことになるなんて。
しかし、お手洗いまで立って歩いている父を見ると、ヨロヨロしながらも歩けている。
だから、この時は何とか自分を納得させたのだ。
なんといっても、もう高齢者だもの。
こんなことも、あるだろう、と。
今思えば……、
暫く合わないうちに、こんなに運動機能が衰えるなんて、
明らかにおかしかったと言うのに……。
まあ、このときは、
こんなことが、これから増えるかもしれないなあ、
なんて、ぼんやりとは思った。
そして…、
サッパリした父とともに、ようやく腰を落ち着けられたのが、到着して、小一時間ほど経ってからだった。
片付いた部屋の中で、父を食卓に着かせ、途中のコンビニで仕入れていたおじや、豚汁、卵豆腐などを食べさせてあげた。
父「すまんかったなぁ、こんな夜中に呼びつけて。転んだ後、自力で起き上がれなかったんじゃ…」
「ええんよ。そんなこと。お父さんが、まあ無事で良かった」
私が新潟土産に買った「越乃寒梅」を晩酌に注ぐと、美味しそうに飲んでくれる父。
一見、何の問題もなく飲み食いする父を見て、
私はこの日、
最初の判断ミスをする。
父が食事しながら、私にこう言った。
「遅くなってしもうた。もう帰れ。悪かったなあ、こんな遅う来させて。気をつけて帰れよ」
どこまでも、昭和な父。
自分のせいで、突然、呼びつけた娘だが、外泊させるつもりがなかったんだろう。
私に帰宅を促したのだ。
そして、私は……
安直にも帰ってしまう、という愚を犯したのだった。
続く…じゃなかった、
Продолжение следует
ではでは、次回まで皆さん、
いつものように元気よく
Удачи!!