持ち服すべてが勝負服!
モテ服コーディネーターのえびさめです。
今日はすべての花粉症の方に贈る、本のレビューです。
2月の下旬ともなると、耳鼻科が混んできますよねー、花粉症の患者さんで!
えびさめも例に漏れず花粉症ですが、昨年は耳鼻科にかからず乗り切りました。
症状を和らげる前に、花粉症の症状が出ない体になればいいのでは?と思い、体質改善を試みたのです。
今日はその体質改善の際に非常に参考にした本、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」について書いてみます。
【本の概要】
この本は、有名なプロテニスプレーヤーであるノバク・ジョコビッチ選手が、「グルテンフリー」という食事療法により世界ランキング1位を勝ち取ったことが紹介されています。
いや、何も読者の皆さんに「テニスで世界ランキング1位を取るための食事」をすすめているのではありません。
実はジョコビッチ選手、重篤なアレルギー持ちでした。
そして、大事な試合の踏ん張りどころで力が発揮できず、調整不足と言われ、いろいろなトレーニングを試したそうです。
しかし、「グルテンフリー」をすることで体調が整い、そのあと見事に2011年、全豪、ウインブルドン、全米オープンで優勝を果たすことができたのでした。
【グルテンフリーとは】
グルテンフリーとは、「グルテン」が含まれる食物をとらないことです。
グルテンとは、小麦やライ麦、大麦などに含まれているタンパク質のことです。
パン、パスタ、ピザ、うどん、そばの一部、小麦粉を使ったお菓子、シリアル、ビールなどに含まれます。
このグルテンを全く受け付けない体質の方もいるようですが、多くは「グルテン不耐症」といって、多少摂取したとしても重篤な症状は出なかったり、日本だったら花粉の時期にアレルギー症状が出る、といったことを引きおこします。
【以外なものにグルテンが含まれている!】
日本人にはおなじみの、醤油。原材料名をよく見ると、「小麦」って書いてあります!
あとは、揚げ物の衣も、小麦粉やパン粉だったりするので注意が必要です。
【えびさめもやってみた】
このグルテンフリー。花粉症のえびさめも去年試してみたわけですよ。
そ し た ら !!
多少の症状は出たものの、クリニックの薬いらず、マスクも箱買いせず、目薬もささずに、辛いこの3月・4月を乗り切ることができたのです。
パン好き、お菓子好き、特にスタバのホワイトチョコレートマカダミアクッキー大好きな私が、よく我慢できたなと。
でも、慣れたら意外と平気でした。一生食べられないわけじゃないですしね。
【ジョコビッチという人について】
この本にはこのジョコビッチという人がいかにしてテニスプレーヤーになったかや、生い立ち、トップアスリートとしての生活も書かれています。
テニスなんて全く人気のない、旧ユーゴスラビア出身。
幼い頃にたまたまTVでテニスの国際大会をみて、なぜか「僕もあそこで優勝する!」と直観で感じた。
そして、たまたま両親が経営するピザ屋の向かいにテニスコートができ(これも相当ありえないことらしい)、テニスをするようになった。
ジョコビッチになんとかしてテニスを始めさせるよう、見えない力が働いたとしか思えないですね。
しかも、その後NATO軍がコソボ紛争に介入し、セルビア空爆が起こります。防空壕に逃げる日々のさなかにも、なんとか練習場所を見つけ、コーチと落ちあって練習をする様子が生々しく書かれています…。
しかし、この方の人間性は本当に素晴らしい。
彼の出身の旧ユーゴスラビア(現セルビア)にはこんな格言があるそうです。
「どこも痛くないときは、小さな石を靴の中に入れて歩きなさい」
そうすれば他人の痛みがわかるからだそうです。
本の随所にトップアスリートならではのストイックさ、そして自分を支えてくれている人への感謝がひしひしと感じられます。
「すべての大会を制した君が素晴らしいのは、君が何も変わっていないことだ。ずっと同じ人間のままだよ」
というトレーナー(指導者)がジョコビッチ選手にあてたセリフがすべてを物語っていますね。
お金や名声を得ても変わらない。素晴らしすぎます。
それに比べて、えびさめは…!
いかにちっぽけなことで悩んでいるか。いかにちっぽけな誘惑に負けているか。周りへの感謝も足りない。
「いかんいかん」と自分を奮い立たせた今日なのでした。
去年の記事も、参考までに。
花粉症を考える~グルテンフリー生活↓
https://ameblo.jp/aquamarine-841/entry-12260099257.html
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〜えびさめ自己紹介〜
研究組織や外資系大手企業にて、役員秘書・アシスタントとして10年を超えるキャリアを形成。
そのまま大企業で骨を埋めるつもりでいたところ、友人が私の手相をみて「会社勤めには全く向いていない」と言い放ち(笑)、妙に納得!
会社勤めと並行して9ヶ月の専門教育を経てイメージコンサルタントに転身。
現在は男性向けの「モテ服コーディネーター」として、女性からだけではなく、友人、同僚、上司、部下、家族から「モテる!」服装を提案している。
http://ebisame.com