所有カメラの歴史 | ιωι"の研究小屋の分室の犬小屋

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ゆるいです。てきとーです。ただの思い出と趣味部屋です。

今日、OM SYSTEM OM-1MarkⅡを予約してきたところでもあるので、以前、記録のために書いていた、所有しているカメラ(ドナドナしたのもあるが)記事を再現します。

 

 

 

2022年12月25日時点での所有カメラを一堂に会しました。

※2024年2月23日改定


ではこれまで使っていたカメラを、ドナドナしてもう手元にないものも含めて紹介します。



RICOH CX3

2010年4月17日 鉱物のマクロ撮影のために購入。思えばこれが出発点だったなぁ。
こいつが2014年に壊れたような挙動をして、代わりのカメラの購入を決意させたことから全てが始まった。これの代替機として買ったのが次に紹介するカメラになるのだが、結局CX3は壊れていなかったw なので現在も現役。バッテリーがへたってきてる程度かな。



OLYMPUS OM-D E-M1

2014年6月15日 CX3の代替機として購入した。キタムラで店頭にあるのを見て一目ぼれ。そしてミラーレス一眼の意味も知らずに、一眼ならみんな同じだと思っていたドシロウト時代のころだw 結局CX3は生きてたし、こいつはもう普通に使おうって感じでカメラライフを楽しむことに。これが後に天体写真に転向させることになろうとはこの時は知る由もない。いまはもうこの初代E-M1は無い。このレンズは手元に残してるけど。



OLYMPUS OM-D E-M10

2014年9月14日 実はこのE-M10はE-M1購入の時に迷ったやつだった。とにかく小型でかっこよくて安くて、本当はこっちを最初に買うつもりだった。だが、店頭で見たときのE-M1のカッコよすぎるフォルムにやられてしまってこいつは見送られた。が…この年の7月から突如俺は月を撮影し始めた。その時から色々調べ始め、どうもE-M10のセンサーはE-M1とはメーカーが違うらしいというのを見、夜間など暗所はE-M10のほうがノイズが乗りにくいという噂を知って確かめたくなり購入を決めた。この時、月撮影の主力はE-M10になった。これも今は手元にない。



OLYMPUS PEN Lite E-PL6


2015年4月18日 なんで購入したんだろうw ってな感じでその赤いボディがカッコいいなというだけでネットで衝動的に買ったw なんというか、コンデジのCX3並みの超コンパクトボディで画質は基本的にE-M1やE-M10と大差なし。本当は購入理由には月撮影専用にできないかな?ってのもあったけどE-M10と比較したらこっちはろーぱすフィルターがあるので若干解像力でE-M10に負けたので、月撮影用途にはならず、日常用途となった。

本当にコンデジのような気楽な操作で撮れるもんだから、これ以降は料理とったりくーたろう撮ったりとかなり長期間活躍した。そして現在はこのようにボディキャップタイプの魚眼レンズを取り付けて、アンチフラットアーサー用にも大活躍www



NIKON D810A

2015年6月25日 とうとう禁断の領域に手を出した。完全に天体専用一眼レフ。うちでもっとも高価なカメラボディで唯一のフルサイズセンサー機。そう、この時まで実はE-M10でオリオン大星雲や馬頭星雲などを撮っていたが、さらに上を目指したくなりこのD810Aを購入することをきめたのだ。それ以降の俺の星雲や銀河の写真は全てこのD810Aで行っている。最近では「カニ星雲」を撮影した。



NIKON D500

2016年4月28日 なぜこれを購入したか。それはこの頃は飛んでいる鳥を撮ること、動体撮影にハマっていたからだ。E-M1ではまだまだ動体への食いつきが悪く、どうしてもうまく撮れないし歩留まりが悪い。そこで天体用のD810Aをあえて鳥撮りに持ち出してテストしたところ、E-M1よりも圧倒的にヒットする。なるほどミラーレスよりはミラーがある普通の一眼レフのほうが、AFの為のセンサーが別にある分動体には有利なのかとその時しった。そこでニコンが登場させたこのD500は完全に動体番長と言える機種だった。センサーはAPS-CだがボディはD810A並みにデカイ。ハッキリ言ってデカすぎる。が、大きいレンズと組み合わせたときはこのほうがしっかりホールドできて安定する。この日から俺は鳥撮りもメインになったし、動体に強いということで室内でのくーたろう撮りもしばらくはD500が使われることになった。

2024年2月23日、OM SYSTEM OM-1MarkⅡ購入資金のため下取りに出した。



OLYMPUS E-M10 MarkⅡ
2016年8月27日 こいつをマップカメラで購入後、初代E-M10をキタムラに下取りに出した。E-M10MarkⅡの写真はなぜか撮り忘れているようで、こいつだけは文字のみの記録となる。のちのE-M5MarkⅢ購入のための肥やしに…



OLYMPUS E-M1 MarkⅡ

2016年12月23日 ミラーレス勢も黙っていなかった。オリンパスが遂に「ミラーレスは動体に弱い」という通説を覆しに来たのだ。E-M1とほぼ変わらない大きさのボディで、オールクロス像面位相差センサーを搭載し、ミラーレスであっても的確に動体を捕捉しAFを合わせる。このカメラの出現は衝撃的だった。これ以降は動体も撮れて月も撮れてだいたいなんでもこなせるカメラとして君臨。

だがまだ鳥撮りの絶対的主力とはならず、そこはD500と交代交代でつかっていた。それでもツバメ撮影でもミラーレスであるにもかかわらず成功体験をくれたことは大きかった。



OLYMPUS E-M1X

2019年2月23日 マイクロフォーサーズにあるまじき巨体と値段でちょっと話題になったE-M1X。そりゃ縦グリップ一体型だから大きくなるのは当たり前。だがこいつは驚くべき性能を誇っていた。動体検出はディープラーニングによるアルゴリズム学習でAI被写体認識AFをカメラでは初搭載した機種なのだ。今でこそ各社色々やっているが、本当はオリンパスが最初にやったことなのだ。何よりも手振れ補正はこいつが出現した時点で世界最強、手持ちハイレゾショットが可能、日中での長秒露光を可能にするライブND撮影機能、圧倒的な動体AF、もう大抵の事はなんでもこなせるカメラです。この日を境に、鳥撮りはこいつが主力となり、E-M1MarkⅡはその座を降り、NIKON D500もまた、鳥撮りでE-M1Xには敵わずその任を解かれることに。今でこそOM-1の登場で鳥撮りで外に持ち出す事はなくなったが、それでも「できる子」なのは間違いない。なので今では月撮影専用機となって大活躍。



OLYMPUS E-M5 MarkⅢ

2019年12月31日 ドナドナされたE-M1MarkⅡに代わって迎え入れたこのE-M5MarkⅢは、性能がミニE-M1MarkⅡとも呼べるもので、かつボディサイズはとても小さく軽く、そしてボディは防塵防滴という安心感。しかも動体撮影も可能な位相差AFを搭載。なのでサブカメラとして購入を決めた。この日以降はくーたろう撮りなど室内撮りはほぼこのE-M5MarkⅢが担当することに。ちなみにこれを購入するにあたって、初代のE-M1とE-M10MarkⅡのボディをキタムラに下取りにだした。



OLYMPUS E-M1 MarkⅢ

2020年2月28日 とりあえずE-M1MarkⅡからの順当なアップデートなので、MarkⅡを下取りに出して購入。実は一番特筆すべきものが無いくらい安定したカメラ。なぜって…鳥撮りするならE-M1Xが強いし、外持ち出すときってほぼほぼ鳥撮り。ならE-M1MarkⅢの出番ないじゃんw なのでこれは月撮りがメインのカメラになりました。



OMSYSTEM OM-1

2022年3月18日 OLYMPUSがカメラ事業を売却し、その後どうなるかと思ったものだったが、こうしてOMSYSTEMとして再興、そのフラッグシップとなる機種がこのOM-1だ。E-M1MarkⅢを下取りに出して購入したこのOM-1は鳥撮りはE-M1Xをはるかに凌駕し、ハイレゾショットはカメラ内での生成に約12秒かかってたものがわずか5秒で終わらせることができ、気軽にハイレゾショットも楽しめるという化け物機になった。ライブNDも6段分のND64相当が扱えるようになり、もうコレ1台で殆どこなせてしまう状態にwww 月撮影もイケるか!?と思ったが、こいつの欠点を発見した。連写速度は最強すぎるが、バッファが少ないためすぐに詰まってしまう。俺の月撮影スタイルとは相性が悪かったのだ。そして拡張ISO感度も最低感度が64ではなく80となり、低ISOの下限が上がってしまっていた。新センサーになったことが影響しているのかもしれないが、そのためにOM-1は月撮りには向かないと判断。月はE-M1Xで、それ以外はOM-1で、星雲は文句なくD810Aで、という体制ができあがった。
2024年2月23日、OM SYSTEM OM-1MarkⅡが導入されたため、動体撮影連写番長の役を降り、室内でのブツ撮りモンスターとして新たな地位を確立。



OLYMPUS PEN-F

2022年5月28日 発売時期こそ2016年2月とかなり昔ではあるが、往年のPEN-Fをデジタルでよみがえらせたこのカメラ、とてもスタイリッシュで、愛好者が多く、レンジファインダースタイルでカッコイイんですよね。俺も当初は良さが解らずにいたんだが、ここ最近見直して、やっぱええなぁと憧れを抱き遂に中古で購入。圧倒的な性能は無いものの、必要十分の描写力、そしてなによりもその上質なボディデザインにほれ込んでしまったため、俺の負けw こいつはなんとなくノスタルジーな気分に浸れるため、アートフィルターもそういう設定にしてカスタム登録し、いつでもノスタルジックな写真が撮れるようにセッティングしておいてる。俺が性能ではなく、外見で買った唯一のカメラ。しかも中古で買ったのも初。ってか中古しか市場にないw



OMSYSTEM OM-5

2022年12月24日 つい先月発売されたばかりのOM-5。E-M5MarkⅢと同じボディ、同じサイズ、同じ重量なのに、中身はE-M1MarkⅢ並みの性能という、すべてを凝集させコンパクトにまとめたカメラ。巷ではUSBの端子が2022年だというのにTYPE-Cじゃないからダメだとか散々ボロッカスに言われて不憫な子。でも俺にはそんなもんどうでもいいんだよね。使って見ればわかるよ良さが。これはそんなカメラだと思います。今回買う決意をしたのも、本当はブツ取り担当が居ない状態だったから何かないかなと思っていてのこと。

中古でE-M1MarkⅡを買い直すと言う手もあったけど、それじゃあまり意味がないだろ。せっかくなら手持ちハイレゾもライブNDも手持ち深度合成撮影もできるくらい手振れ補正が強力でかつ小型軽量なOM-5にして、今あるバッテリーも共用できるしいちいちレンズ交換してられないから完全にブツ撮り特化にしてしまいたいし、金額差もそこまで深刻なレベルじゃないなら、新品でOM-5買ったほうが圧倒的にいいだろうという判断。これは今後、鉱物標本撮影の主力になることが決まっているのだ( ̄ー ̄)ニヤリ

2024年2月23日、OM SYSTEM OM-1MarkⅡ購入資金のため下取りに出した。
 

 

 

OMSYSTEM OM-1MarkⅡ

2024年2月23日、発売日に購入。生贄(笑)に、OM-5とNikon D500のボディ、Nikonのレンズ1本とTAMRONのレンズ1本を差し出し、最終的に実売価格より約10万以上も安い17万円で購入できた。

 

もう、かつての動体撮影連写番長だったD500はE-M1Xの登場で二度と使われる事が無いままずっと放置状態だったが、もうね、動体撮影連写番長はOM-1で固定してしまってたので、それのMarkⅡともなれば当然主役でしょう。

 

これにより初代OM-1はブツ撮りモンスター機として我が家で君臨する事になります。