月と木星の最接近 | ιωι"の研究小屋の分室の犬小屋

ιωι"の研究小屋の分室の犬小屋

ゆるいです。てきとーです。ただの思い出と趣味部屋です。

 

昨夜撮ってたんですが、その後の撮影のゴタゴタでアップできずにいたので今日アップします。

 

右下の木星は拡大するとちゃんと縞模様が写っています。いつもの鳥撮り用の210mm(換算420mm)での撮影ですがそれでもしっかり捉えられています。

これが右下の木星の等倍。縞模様見えるっしょ^^

 

で、こちらは露出を1/2秒にして木星の衛星も見えるようにして撮ったものです。

ちゃんとガリレオ衛星3つ分は写せています。

あと1つはたぶん木星の手前を通過中かな。見えている衛星は左下がJupiterⅣカリスト、一番上がJupiterⅠイオ、その右下がJupiterⅢガニメデです。

いやぁ~、MGEN-3はすごくガイドの精度が高くていいんですけど、まさか途中で何度もガイド星を完全にロストして追尾しなくなってるので悩まされ中です。

 

まったく問題なく進行できる日もあれば突然ガイド星をロストしてしまって撮影データがゴミになる事もちょくちょく。なんとなく予想してるのは高空の雲じゃないのか?って思ってるんだが、他にもガイドが外れる要素として考えられるのが都市部の光害。

 

まあ今夜も撮影チャンスがきそうなのでプレアデス星団は撮りますけど、楽したくて36分毎のタイマー設定にしてたけど、18分にしようかな…ただそうすると18分毎にベランダに行かなきゃならない…

 

 

それでもやらねば…昨日の時点で総露光時間は2346分に達したので、今日もやれば2400分は確実。うまくいけば2500分も目指せる。なのでやるしかない!!(ง°ω°)ง

 

 

 

 

そして今日は月の位置がなかなか最悪…プレアデス星団に近いため、MGEN-3のガイドカメラの軸線上に月の光害が…そのためオートガイド不能に!!

 

撮影自体は超長焦点なため、この程度の月の位置でも問題なく撮れる。が、ガイド鏡は焦点距離が75mmなのだ。広角ぎみなのだ。イコール、月光も拾えてしまう。

 

そこで、MGEN-3のガイドカメラのマウント方法を急遽変更。このようにしてガイド星を捉えることにした。

ほんの少し別の方角の、月光の影響を受けない領域の星を狙えば月光の邪魔をされずにオートガイド撮影は可能になる。なので、SD81Sのハンドル部分にあるネジに自由雲台を取り付け、その上にガイド鏡を載せてなんとかオートガイド撮影は可能になった。

もしかしたら今後もこのスタイルのほうが良いのかもしれないな。ちょっとカッコ悪いんだが。

 

 

 

 

11/27追記

残念ながら昨夜のプレアデス星団撮影は全滅でした。軸線は逸らしても月光の影響は相当強く、めちゃくちゃカブってしまって撮像データとしては使い物にならない状態だったので全部破棄。

 

そしてオートガイドが失敗の連続。15分くらいするとガイド星を見失う。これはやはり月光の影響としか思えないな。たぶん今夜も月の位置はプレアデスに近いので影響が強くてダメだろうな。まあそれでも一応はやってみる。ガイド外れの要因を探るためにも検証は必要だ。