何度もバンされ、何度も復活してる俺ですが、元々は何の変哲もないただの個人の趣味ブログだったんですよね。で、ブログを始めた2013年末のスタイルは、ほんとただの日常、その当時ハマってたボトルアクア~アクアテラリウム、くーたろうの写真、鉱物、天体、政治関連、そんな感じの記事でした。
そして、今年の8月にまたバンされ、その時は主要記事をわずか2日で完全復活させるというアホみたいな超速復活を手動でやってしまったんですが、どうも鉱物関連の記事はサルベージし忘れているという何ともおまぬけな事をやらかしてしまいました。
そりゃだいぶブランクあるけど、一応俺、鉱物鑑定士補5級保持者ですよw
「補」付きですけどね(^▽^;)
でも今やもうその「補」すら危ういくらい記憶から抜けて行ってる希ガス…( ノД`)シクシク…
そんな事ではいけない!!
子供のころから「石」好きな俺がこんなことではダメだ!!
ってなわけで、急遽、鉱物関連のテーマも復活する事にしました。
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まあ、復活させるにあたって実は明子さんの今日の記事にあった「ピンクタンザナイト」に反応してしまったことから…なんですが(^▽^;)
明子さん、またまた引用ごめんなさい!(;^_^A
そんな事書かれちゃうと、俺の中に染みついてる石好き魂がたたき起こされるじゃないですかw
というわけで!
俺が所有しているピンクゾイサイトをお見せします!
え?ピンクタンザナイトじゃないの? と思われた方、すみません。説明不足でしたね。
そもそも「タンザナイト」って名前はあのティファニーがつけた “宝石名” なんですよ。鉱物名としては “ゾイサイト” なんです。
なのでまあ、ピンクタンザナイトであろうがピンクゾイサイトであろうが、一緒なんです。
・・・その前にタンザナイトを知らない方もいらっしゃると思いますので、先にタンザナイトから紹介したほうがいいかな。じゃあピンクゾイサイトは一旦お預けにしましょうwww
まあ、あとで見せますよw
◆タンザナイト
ゾイサイト(灰簾石)のグループの一つで、成分にバナジウムを含み、青紫の発色をするものをタンザナイトと呼ぶ。どっちかというと鉱物名としては「ブルーゾイサイト」って言ったほうが良いかも。一般的にはタンザニア産出のゾイサイトをタンザナイトと呼んでるとか。でもタンザニア以外の産地のブルーゾイサイトにまでタンザナイトって呼ぶのってどうなんだろ…っていう議論もあるとかw もうそうなると単なる「商標」ですよねw
これがタンザナイトの原石です。
加熱処理済みの原石です。加熱により不純物を減らし透明度を上げています。パワーストーン業界で流通してるものはこれが普通ですし、別にインチキとかじゃないですからね。
これはタンザナイトの10mm球のブレスレットです。
そして右上のブレスの10mm球は宝石質のタンザナイトなので透明度がパネエですw 8mm球はアイオライト。右下にちょろっと写ってるのは10mm球が宝石質のアイオライトで8mm球が宝石質タンザナイト。左側のは全部カイヤナイト。
とまあ、これが「タンザナイト」ですが、本来の鉱物名は「ゾイサイト」なので、ゾイサイトも紹介します。
この緑色の部分がゾイサイトです。ちなみに赤い部分はルビーで、これはルビーinゾイサイトの原石です。
緑色のものは「アニョライト」と呼ばれています。マンガンを含んでピンク色なものは「チューライト(桃簾石)」と呼ばれています。チューライトはピンク色なので、ピンクタンザナイトとして出てる事もあるようですが、これはどうなんだろ?って俺的には思う所があって、なんでかっていうと、チューライトで出回ってるものはピーモンタイトも混じったもので不透明な個体が多く、宝石質なものを見たことが無い。なのでどっちで呼べばいいんだ?と悩んでしまう。
まあ、宝石業界の都合や天然石業界、パワーストーン業界の都合とか色々ありそうだし、ルビーだって、宝石業界だと絶対に「ルビー」として認められないような(パープルサファイア扱いになる)ものはパワーストーン業界ではルビー扱いとして流通してたりするので(鉱物的にはルビーでもええやん!どっちもコランダムだしって思うけどねw)色々ややこしいんですよ。
まあこのゾイサイトも宝石質ともなればこのような不透明なのではなくガチで綺麗な、いろんな色相を持つ石なんですよ。
たっぷり引っ張ったのでそろそろピンクゾイサイト(ピンクタンザナイト)の標本をお見せします。
左側がピンクゾイサイト、右側がブルーゾイサイトです。どちらも宝石質レベルの原石です。
ちっさいですがw
ブルーゾイサイト標本のてっぺんが…埃がのっかって磯野波平www
しかしこうしてみると、ピンクゾイサイトがクンツァイトにも似ているなと思った。
書き忘れてたけど👆のブルーゾイサイトとピンクゾイサイトは両方とも非加熱の標本です。
ちょっとタンザナイトから離れるけど、これも俺のお気に入りのブレスの一つで、宝石質のラブラドライトです。ラブラドライトは宝石扱いではなく準貴石扱いなので宝石とは呼べないんですけど、こんだけ透明度が高いので宝石質ラブラドライトと呼んでます。
やたらと透明度が高く、ラブラドレッセンスが美しいです。
ラブラドライトは長石グループの一つで、斜長石の一種「曹灰長石」です。長石関係は多種に分類されてて覚えるのは一苦労でした。だいぶ忘れたけどw
こちらは128面カットのラブラドライトビーズを使用しています。
玄関に置いてるデカいラブラドライトの磨き原石。同じ面でも角度を変えるとこんだけ色がでます。ほぼ全ての光のスペクトルが出ています。
そういやホワイトラブラドライトの良質なやつは在庫がもう無いな。販売して使い切っちゃったし。サンプル用にちょっと残しておけばよかった…_| ̄|○
あー、久々の鉱物記事書いたわ(^▽^;)
んでも、考えてみれば俺が鉱物関連をやってた時期って、くーたろうが生きてた頃だったからなぁ。亡くなってから以降はあまり力入れてない感じもするけど、そんなこっちゃイカンよなぁ。ちょっと鉱物関係の過去撮影データを検索してたら出てきたので思い出しちゃったわ。何をするにも俺はくーたろう第一だったからなぁ。
👼くーたろう「おいおまえぜったいわざとベロ写真だけチョイスしただろ」
俺「すんませんw 出来心ですw」