復刻記事をまとめてたときにふと思った事があったのでちょっとまとめてみます。
YAP遺伝子（本当は遺伝子じゃないけど）が広まった背景ってのは、「日本人は特別なんだ！」「ほんとうは神の子なんだ！」という、これまでさんざん外国勢にしてやられた事に対する思いから来ているのでは？と。反日シナチョンは本当にウザいですよね。その思いが蓄積しているところに、まるでその鬱積した思いを晴らしてくれるがごとく突然湧いて出てきた謎の理論でもなんでもない良くわからない言葉に縋ってしまったのではないかと。気持ちは解ります。
でもこのロジックってなんか似てませんか？Qアノン陰謀論に飲み込まれている人達の思考ロジックに。反ワクに極振りした思考の人達が本来どうでもいいハズのフラットアースやタルタリアやケムトレイルやネサゲサなどのクソ陰謀論デマにすっかり飲み込まれてるじゃないですか。
一緒やん。
感情に飲み込まれてるようにしか見えんのですよ。そこには冷静に分析とか理性とか理論とかが無いんですよね。おそらく、「直感」とか「感覚」とかそういう曖昧なもので判断してしまってるが故の現象ではないかと。
こうまとめることもできますよ。
「YAP遺伝子は神の遺伝子だ」
科学的根拠は皆無。ほぼ先述した通りここには理性はなく、感情、感覚、直感、そういったあいまいなもので言っているだけにすぎない。それ以前に完全な誤りからスタートしている。
専門家ではなく一般シロウトが言っているだけの話。
「YAPはそもそも遺伝子ではない」
これについては科学的根拠が存在する。専門家がちゃんと調査し、現段階でわかっている範囲でもYAP遺伝子という表現自体が完全な誤り、誤用であるというのが軽く調べただけでわかる。そもそも言葉の意味から調べていけばわかる。
どっちが信用できますか？俺は直感だとかそんなものは科学や学術的なものには要らないんですよね。だからどう考えても後者が正しいだろうって思いますよ。
あなたは直感を信じて目の前にあるラベルの剥がれた容器にある２つの液体を同時に使ってトイレ掃除しますか？
一歩間違えば死にます。直感だけを頼りにしてはいけないんです。
原始人じゃないんだから、先達たちが命の炎を燃やした結果得られた情報をちゃんと知り、さらに昇華させて後世に伝えることが大事じゃないですか？
だからさ、普通に親兄弟やご先祖様たちに感謝してりゃええやん。
訳の分からん遺伝子がどーのこーのに振り回されてもしゃあないやろ。あなたの心を形成しているのは遺伝子依存なんですか？
ちがうだろ。
一つ聞きたい。
石墨とダイヤモンド、どっちが優性種だと思いますか？
答えは「どちらでもない。そもそも優劣なぞ存在していない」だ。
日本に産まれ日本で育ったなら、まず自分を育んでくれた両親、ご先祖、そしてその先達たちを育んでくれた日本という国土に感謝するのって当たり前やろ？ それを否定するなら自分自身の存在ごと否定してるのと同じやで？
だからクソみたいな反日勢力に汚されないようにすることもまた、その大切な先達たちの命を燃やした血と汗と涙の努力の結晶を守る事に繋がるんだからね。こんな基本的な事すらわからないでやたらとディスる人達もいるけど、まず根っこを考えようよ。
どの国の国民であっても自国ナンバーワンなのは当たり前。自分の家族ナンバーワンになるのも当たり前。それこそ「種の保存」の自己防衛本能だろ。だから当たり前。
問題はね、そこからよそ様のところにチョッカイ出すからいかんのだ。他人の庭に侵略して気分を害するマネだけはしちゃいかんのだよ。否定批判したけりゃするがいい。でもわざわざ侵入してきてやることじゃねえんだよ。だから、侵略してきたらぶん殴るってのは当然のこと。問題起こさないなら別にいい。
なんかね、最近そういう「弁え」が無い人が多い気がするよ。