NISA(ニーサ)3 | 税理士法人アクアのスタッフのブログ

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こんにちは。

税理士法人アクアのスタッフ松崎です。



前回まで、NISA(ニーサ)制度について説明してきました。


NISA(ニーサ)口座で株等の取り引きをすれば、税金も掛からず、

メリットがいっぱい!という感じでですが、注意しなければならない点もあります。



今回は、NISA(ニーサ)の注意点をまとめてみました。




1.他の口座の投資との損益通算ができない。



まずひとつめは、NISA(ニーサ)口座は、他の口座との損益通算ができません。

複数の金融商品の取引がある場合は、1年間における損益を合算して

税金を計算することができています。

しかし、NISA(ニーサ)ではこれはできません。

他で損失が出ていても、合計所得を減らすことはできません。



2.売却後の再投資は非課税ならない。



前回もご説明したように、売却後の再投資は非課税になりません。

長期的に株式等を保有した方がメリットが見込めいます。



3.金融機関の移行ができない。



一度口座を開設してしまうと最低4年間は他の金融機関に変更できないのです。

最初にNISA(ニーサ)口座をつくるときに、しっかりと検討をする必要があります。




多くの金融機関がNISA(ニーサ)口座を取り扱っていますので、2014年1月まで

どの金融機関がよいか検討してみてください。