音楽家ではありませんが、
昨日元プロボクサーの
モハメッド･アリさんが
亡くなりました。
リアルタイムで
見ていた訳ではありませんが、
｢蝶のように舞い、
蜂のように刺す｣とのフレーズは
ワタクシでも知っています。
ボクシング以外でも、
人種差別や戦争、
そして最後は病と
ずっと戦った彼は
正しくファイター、
ウォリアーでしょう。
その戦士の安らかな休息を
祈るばかりです。
では本日分をどうぞ。
アルゲリッチ(マルタ・アルゲリッチ；Martha Argerich)1941年6月5日～(現在75歳)
アルゼンチン；ブエノスアイレス
ピアニスト。
ブゾーニ国際コンクール及び
ジュネーヴ国際コンクールにて第1位。
ともかくバイタリティに溢れた強烈な、
そして恋多き女性というイメージが
付きまとうピアニストです。
その原点はやはり彼女が
ラテンの血を持っているからなのでしょう。
日本人にもお馴染みのNHK交響楽団の
常任指揮者を1996年から務め
1998年には音楽監督、
2003年から名誉音楽監督の地位を
得ているシャルル・デュトワとの結婚し、
5年ほどで離婚、
その後も2度結婚をしていますが
すべて続きませんでした。
その度に子供をもうけましたので、
父親はすべて違います。
長女はプロの音楽家になりましたが、
次女はジャーナリスト、
そして三女は映像作家になり
母親であるマルタの半生を描いた
映画のメガフォンを取って話題になりました
演奏も然りなのですが激しい気性は有名で、
ショパン国際コンクールで彼女のお眼鏡に
適っていたピアニストが選ばれなかったということで
審査員を辞退することもしばしば。
更には舞台でも納得いく演奏が出来ない
という理由でキャンセルすることも
あったようです。
日本との繋がりも
元夫であったシャルル・デュトワと同じく強く、
別府にて「アルゲリッチ音楽祭」が
毎年行われています。
今年2016年も5月に行われました。
もちろん彼女自身の演奏も。
2014年にはラ・フォル・ジュルネに出演。
ギドン・クレーメルとの共演で沸きあがったようです
ニコ(ニコ･マクブレイン；Nicko Macbrain)1954年6月5日～(現在62歳)
イギリス；ハックニー
ミュージシャン。
アイアン・メイデンのドラムス
アイアン・メイデンというバンドは
イギリスでベーシストのスティーヴ・ハリスが
作ったへヴィー・メタルバンドです。
メンバーの加入・脱退が
ちょこちょことありましたが、
ニコ・マクブレインが加入する頃には
ほぼメンバーが確定しました。
ちなみにヘヴィー・メタルとは
ハードロックとあまり変わらないのですが、
より重厚感溢れ、金属的・破壊的・暗黒的などの
要素が挙げられます。
しかし必ずしもマイナス要素があるわけではなく、
社会に問題提起をしたり(特に戦争の悲惨さなど)する
部分もあったり
意外に考えさせられたり、泣けたりします。
「ヘヴィー・メタルのドラマーは
大変だろうな～」というのが正直な感想。
全身運動でダイエットにいいかも
などと別のことも考えておりました。
大体バンドとして見ていますので、
個人に注目することはないため、
彼自身のことはよく分かりません。
ただこの手のミュージシャンによくありがちな
暴行罪容疑で連れて行かれたという記憶はあります。
ミュージシャンは口下手で、
短気が多いせいかもしれません。
(もちろん、暴力はいけません
いらいらしても分かってもらうまで
根気よく説明しましょう
)ついでに、奥さんもＤＶ容疑で
逮捕されたことがあります。
その際の被害者は彼かどうかは
明らかにされていません。
(刀剣や薪を投げつけたとか)
アイアン・メイデンとしては
プロ野球チームのイベントで演奏したり、
あちこちで活躍中のようです。
ニコ自身の情報は2014年末に
オーナーの一人として名を連ねている
レストランで演奏を行ったと
いうことくらいでしょうか。
アイアン・メイデンとしては
このバンドの顔でもある
ブルース・ディッキンソンに癌が見つかり
活動が危ぶまれましたが
昨年2015年に無事退院、
今年から活動を再開しています。
8月まではヨーロッパが
主なツアー巡回。
来日はいつでしょうね。
彼らの詳しい情報は公式ホームページへ。
アイアン・メイデン公式ホームページ【英語】
アン･ルイス1956年6月5日～(現在60歳)
日本；兵庫
ミュージシャン。本名；アン・リンダ・ルイス
彼女は顔つきからも分かると思いますが、ハーフです。
しかし日本の中のアメリカという環境で育ったため、
アメリカンポップスやハードロックなどの影響が濃く、
彼女自身も「歌謡ロック」として歌っていました。
デビューは1971年の「白い週末」という曲です。
ヒット曲としては、桑名正博との
離婚1年後の「六本木心中」が挙げられます。
他にも「ああ無情」などがヒットしています。
この曲は2006年夏に
米倉涼子主演のドラマのテーマソングとして再ヒットしました。
しかし1995年にパニック障害になり、
ミュージシャン活動を休止。
2006年からまた活動を再開しましたが、
2013年に元夫の桑名正博氏と
息子の美勇士との共演を最後に引退を表明。
惜しまれつつも、
桑名氏が亡くなったことも
その要因かと納得する声もあります。
残念かと思いますが、
お疲れさまでしたとの声を掛けたいものです。
因みにfecebookではまめに
近況などを伝えています。
お元気そうでなにより
