2月22日生まれ | いずみ先生のひとりごと

いずみ先生のひとりごと

相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

<2月22日生まれの音楽家たち>
本日は猫の日でも
あるそうですね。

そういえば以前に
第三回オジヤ音楽祭で
生徒と弾いたのが、
元々連弾曲の日本では
「猫踏んじゃった」で
知られる曲。

ところが世界では
違う題名が付けられて
いるのですよねぇ。
「蚤のワルツ」「犬のワルツ」
「泥棒行進曲」「道化師ポルカ」
「カツレツ」等々

ワルツと付けられて
いるのが多いですが、
3拍子ではありません。
何故でしょうね。

では本日分をどうぞラブラブ

音譜ショパン(フレデリック・ショパン;Frederic Chopin)
  1810年2月22日?~1849年10月17日(享年39歳)
  ポーランド;ワルシャワ
  作曲家。
  ピアノ協奏曲第1番・2番、
  12のエチュードOp.10及びOp.12、
  ピアノ・ソナタ1~3番、
  バラード1~4番など

  ?マークを付けた理由はおそらく、
  ほとんどの資料には1810年3月1日がと
  記載されているだろうからなのです。

  しかし彼の生年月日には諸説あり、
  ①1810年3月1日、
  ②1810年2月22日、
  ③1809年3月1日が
  主に唱えられている説なのです。

  何しろ彼の生まれた当時は今と違って、
  いい加減な出生届なものですから。
  そんな訳でまた来月にも
  彼は登場することになるでしょう。

  彼の生み出した曲の数々は実に叙情的で、
  魅せられてしまいます。
  「ピアノの詩人」と名づけられるのも納得です。

  「革命のエチュード」「幻想即興曲」
  「別れのエチュード」と副題が付くのも
  そのためでしょうが、
  実はそのほぼ全部が
  彼自身の名付けた者ではありません。
  今では考えられないことでしょうが、
  出版社が楽譜を出すときに
  勝手に付けてしまったものなのです。

  そして彼の曲といったら
  ほぼピアノ曲が思い浮かぶでしょうが、
  歌曲も作曲しているのをご存知でしょうか?
  「17のポーランドの歌」という歌曲集で、
  1829年から着手しています。

  丁度そのころポーランド独立運動が
  勃発していました。
  その2年後にはワルシャワ陥落、
  パリにいたショパンは
  祖国に足を踏み入れることが
  出来ませんでした。

  映画「別れの曲」では
  だいぶドラマチックに
  そのことが描かれていました。
  銃を取って戦おうとしたショパンを
  友人らがその才を惜しみ
  「君は音楽で祖国のために戦ってくれ」と
  命がけで亡命させていました。
  当たらずとも遠からずなのでしょうが
  (でもその映画では泣きました)、
  実際は…?

  そんな彼の功績を称えて
  1927年から始まったのが
  ショパン国際ピアノコンクール。
  5年ごとに行われています。

  近年では日本人の入賞も珍しくなく、
  しかし一方でそのあり方や
  審査については様々な議論が
  なされています。

  個人的には「美しい」と感じたら賞など
  関係がないと思いますが。
音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字 音符 デコメ絵文字
音譜高崎晃(たかさきあきら)
  1961年2月22日~(現在55歳)/日本;大阪
  ミュージシャン。

  元レイジー、
  そして現ラウドネスの
  ギタリストとして
  その名を知られています。

  ラウドネスは1981年に結成されました。
  1984年にその前年に行われた
  アメリカでのライヴが
  アトランティック・レコード社の
  関係者の目に留まり、
  日本人のバンドとして
  初めてワールドワイド契約をします。

  しかし1988年末ヴォーカルの
  二井原実が脱退、
  その後も様々な人物が
  加入・脱退をしますが、
  ついに1999年には解散してしまいます。

  その後2001年にオリジナルメンバーで
  アルバム「SPIRITUAL CANNON」を発表、
  現在でも活動を続けています。

  しかし2008年にリーダーでドラムの樋口氏の急逝。
  オリジナルメンバーでの
  ラウドネスは永遠に
  見られなくなりました。

  彼らの曲で知られているのは
  K-1の武蔵選手のテーマ曲でしょうか。

  高崎晃氏本人のことに関しては
  2013年には完全新作として
  リメイクされた「宇宙戦艦ヤマト」の
  ギターソロを担当。

  また彼のピッキング奏法は
  海外のギタリストたちにも影響を与え、
  メガデスのデイヴ・ムステインなどもファンだとか。

  そういえば2014年末には
  某有名アイドルのバックで
  演奏したことで話題になりました。
  アイドルよりもギター小僧の間では
  アイドルの方に「贅沢だ」などといった
  コメントがネットで飛び交ったそうです。
  まぁ、お仕事なら仕方がないですね。

  彼自身のホームページは
  随分前からアップされていません。
  
  ラウドネスの方を載せておきます。
  ツイッターは最新情報が
  随時あるようですので
  気になる方は
  個人的にチェックしてみてください。
  

  ラウドネス公式ホームページ