11月13日生まれ | いずみ先生のひとりごと

いずみ先生のひとりごと

相模原市中央区東淵野辺(最寄駅;古淵)でピアノと音楽の個人レッスンをしている辻田いずみのピアノや音楽についてのブログです。

≪11月13日生まれの音楽家たち≫
2部屋あるうちの1つの和室の畳を
張り替えました。
青々としていていい香りです。
やはり日本人だなぁと感じる瞬間です。

では本日分をどうぞラブラブ

音譜マルグリット(マルグリット・ロン;Marguerite Long)
  1874年11月12日~1966年2月13日(享年91歳)
  フランス;ニーム
  ピアニスト・ピアノ教育者。

  8歳年上の姉からピアノを習い、パリ音楽院へ進みます。
  1891年に卒業すると演奏活動を始め、
  1906年には同校で講師を務めています。

  そして1914年に夫が第2次世界大戦に出陣、
  戦死してしまいます。
  悲しみにくれてステージをこなせなくなります。
  が、1917年にそれを乗り越えて演奏活動を再開。
  その2年後にはラヴェル作曲の「クープランの墓」の初演ピアニストを務めます。
  (第6曲は彼女の夫に捧げられたもの)

  彼女の貢献には「ガブリエル・フォーレ協会」設立や
  ロン=ティボー国際コンクールの開催など多くあります。
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音譜入野義朗(いりのよしろう)
  1921年11月13日~1980年6月23日(享年58歳)
  ロシア;ウラジオストック
  作曲家。「シンフォニエッタ」など

  旧ソビエト連邦で生まれたというと、
  なんとなく時代背景が想像できるかと思います。

  東京帝国大学(現・東大)の経済学部を卒業し、
  第2次世界大戦後は「十二音技法」の研究に没頭します。

  そんな訳で彼の著書や訳書には
  シェーンベルクや十二音技法の書籍が多く存在します。

  もちろん、作曲も多くしていますが教則本の編纂などでも
  彼の名を見ることが多かったような気がします。
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音譜由紀さおり(ゆきさおり)
  1948年11月13日~(現在66歳)/日本;群馬
  歌手。本名;安田章子(やすだあきこ)

  姉の安田祥子さんと共に童謡や唱歌を歌うことでも知られています。
  少女時代にはやはり同じように二人で歌っていたようです。

  由紀さおりとしてのデビューは1964年のことでしたが、
  鳴かず飛ばずだったようで、
  有名になった「夜明けのスキャット」は1969年。
  最終的には150万枚のセールスで
  その年の日本レコード大賞歌唱賞獲得と
  紅白出場を果たしています。

  1980年代は主にタレント活動や女優活動が多いようでしたが、
  1986年から童謡・唱歌を歌う活動を再開します。
  どこかのTV番組で本人が語ったところによると
  歌い始めた当初は「今更童謡なんて」と言う輩がいたようです。
  しかし意外と歌うのは難しいものなのですよ。
  馬鹿にしている人ほどしっかり歌えないかと思いますね。
  また内容も深かったり、考えさせられることも。
  是非次世代に繋げていって欲しいです。

  そして近年話題になったのが、海外での評価。
  日本の歌謡曲というのも海外では評価が高く、
  20~30年くらい前の様々な日本のものが
  「クール(=かっこいい)」ということのようです。
  特に「夜明けのスキャット」は
  歌詞もないので言葉の壁はないですよね。

  今年2015年は春にお姉さんの安田祥子さんとのCD、
  秋には1960年代に流行った曲のカヴァーのCDを出しています。

  その他彼女の最新情報を知りたい方は公式ホームページをどうぞ。

  由紀さおり公式ホームページ