前回のブログでは内臓脂肪のお話をさせていただきましたが、
体組成測定の推定骨量もぜひチェックしていただきたい項目のひとつです
骨密度といった方が馴染みがあるあもしれませんが、
特に女性は、閉経後骨密度が減少し、
骨粗しょう症になるリスクが増えてしまいます
骨から分泌され、骨ホルモンと言われる「オステオカルシン」は
血糖値やエネルギー代謝の調節に,筋肉の形成にも大切な役割を果たしています
生活習慣病の改善や認知症の予防にもつながるので
「若返りホルモン」ともいわれ
骨を強化する事は骨折予防だけでなく若さを保つカギと言われています
お食事でカルシウムやタンパク質など骨をつくる栄養素をとり入れることは必要ですが、
骨を効率よく強化する運動を毎日の生活に取り入れることも重要です
かかとに衝撃を与えることで骨に指令を与える骨トレーニングは
特に普段運動されてない方にも,手軽に実践できる運動です
それに加えて、筋肉トレーニングも骨強化するには大切になります
転倒を防ぐために下半身の筋肉トレーニングが大事なのは言うまでもありませんが
筋肉を鍛えることで分泌される「マイオカイン」というホルモンには
骨を形成する働きがあります
このマイオカインも骨ホルモンと同様、認知症機能を高めたり血糖値の改善などの
生活習慣病やがんリスクの低下などの健康作用があります
少しややこしいお話になりましたが、骨と筋肉を鍛えることが
お互いの相乗効果によって、より健康で若々しい身体をつくることになります
健康寿命を伸ばすためにもぜひ骨の健康を意識した生活を送りましょう
月1回の体組成測定で,全身チェックしてくださいね🤗