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AQA Diary

国産アパレルAQAの日記。
制作活動及び、日々の雑感を綴ります。
AQA:http://www.aqalotw.com/

8日(木)~9日(金)に開催された「プレミアムテキスタイルジャパン」で色々と刺激を受け、新しい服づくりの構想が浮かんできています。

頭に様々な絵を描きながら、昨日は滋賀に行き、AQAのリネンシャツの縫製をお願いしている北山さんを訪ねてきました。滋賀に通い出したのはたしか、2009年。

その頃はまだ会社勤めをしていたため、主に週末を利用して滋賀に行っていました。
最初は横浜駅発の夜行バスを使っていたのですが、ある日、僕の隣に座った人の寝相?に悩まされ、ほとんど寝る事ができず、次の日の打ち合せで終始頭がぼ~としてしまったという経験をしてからは、値ははりますが新幹線で行く事にしています。

新幹線を米原駅で降り、北陸本線で長浜に向かう風景。

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東京とは全く違う風景を見ていると、その土地、その土地でお金の価値というのは変わってくるのだなとぼんやりと思ってしまいます。日本の円と、外国の通貨に為替というものがあるように、国内でも地域毎に異なる、流通する通貨があっても良いのかと思いました。
地域通貨というものがあるように。

その土地土地の通貨を使って生活を築くというのは、これからの社会に必要になってくる気がします。特にインターネットという通信技術が発達し、グローバリゼーションという言葉が使われれば使われる程、地域毎の問題点や差異が浮かびあがっているような気がします。

さて、北山さんの工房では、新しいデザインのシャツが2つ完成しました。
今月中にサンプルが完成し、6月中旬までにはご紹介できるかと思います。

シャツとは関係ないですが、工房では北山さん自作の小鮎の煮物をご馳走になりました。琵琶湖でとれた小鮎で作った煮物です。
北山さん自作の煮物はとても美味しく、僕の家族のお土産にと、タッパーに入れて持たせてくださいました。

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この写真を妻に送ったら、
「仕事というより、食いしん坊万歳みたいだね」との返信が。。
確かに。。ショック!ショック!

お仕事、がんばります。グー


私には4歳の男の子と、生後2ヶ月の娘がいるのですが、先日息子と遊んでいて驚くことがありました。

キョウリュウジャーという戦隊ヒーローの絵本をパラパラと一緒に眺めていたところ、4Pで構成される、小話のようなドラえもんの漫画がありました。

息子は保育園に通っていて、ひらがなを一文字一文字、見本をなぞってやっと書けるというレベルの識字能力で、私達のように文章を読んだりはまだできません。

そんな息子が、漫画に書かれている、ドラえもん、のび太、のび太のママ、、各キャラクターのセリフを、絵を見ながら次々に声にしていきました。これには驚きました。

妻に聞いたところ、妻が読み聞かせしているのを自然に憶えたとのこと。

凄いニコニコ

32歳の私ができるのだろうか。。

いや、そもそも息子は自分ができる、できない、ということ自体考えないのでしょう。

何も考えず、楽しみながら妻の声に耳を傾けていたら、自然と各キャラクターのセリフをコマ毎に憶えていた、というだけなんでしょう。

子供の可能性、普段自分が無意識にとっている物事に対する態度、などなど。

息子から大事なことを学んだ気がします。
本日、ハンドメイドアパレルAQAのwebサイトをリニューアルオープンいたしました。

AQAは、「上質で長く楽しめる」をコンセプトの一つにモノづくりを手がけていきます。
現在の主力商品は、日本の麻織物の本場の一つ、滋賀県で作ったリネンシャツです。

この写真は、8日~9日に東京の有楽町にある東京国際フォーラムで開催された「プレミアムテキスタイルジャパン」にブースを出していた麻の生地織り職人さんである林与さんのブースの一画に間借りして出展したAQAのリネンシャツです。

正直にいって、日本国内のアパレルメーカーは全体的に元気がないです。ただ、考え方ややり方によっては、明るい未来をみることができるとも思っているので、AQAは明るい未来を具現化するべく、今後も色々と取り組んでいこうと思います。

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