頭に様々な絵を描きながら、昨日は滋賀に行き、AQAのリネンシャツの縫製をお願いしている北山さんを訪ねてきました。滋賀に通い出したのはたしか、2009年。
その頃はまだ会社勤めをしていたため、主に週末を利用して滋賀に行っていました。
最初は横浜駅発の夜行バスを使っていたのですが、ある日、僕の隣に座った人の寝相?に悩まされ、ほとんど寝る事ができず、次の日の打ち合せで終始頭がぼ~としてしまったという経験をしてからは、値ははりますが新幹線で行く事にしています。
新幹線を米原駅で降り、北陸本線で長浜に向かう風景。

東京とは全く違う風景を見ていると、その土地、その土地でお金の価値というのは変わってくるのだなとぼんやりと思ってしまいます。日本の円と、外国の通貨に為替というものがあるように、国内でも地域毎に異なる、流通する通貨があっても良いのかと思いました。
地域通貨というものがあるように。
その土地土地の通貨を使って生活を築くというのは、これからの社会に必要になってくる気がします。特にインターネットという通信技術が発達し、グローバリゼーションという言葉が使われれば使われる程、地域毎の問題点や差異が浮かびあがっているような気がします。
さて、北山さんの工房では、新しいデザインのシャツが2つ完成しました。
今月中にサンプルが完成し、6月中旬までにはご紹介できるかと思います。
シャツとは関係ないですが、工房では北山さん自作の小鮎の煮物をご馳走になりました。琵琶湖でとれた小鮎で作った煮物です。
北山さん自作の煮物はとても美味しく、僕の家族のお土産にと、タッパーに入れて持たせてくださいました。

この写真を妻に送ったら、
「仕事というより、食いしん坊万歳みたいだね」との返信が。。
確かに。。


お仕事、がんばります。
