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AQA Diary

国産アパレルAQAの日記。
制作活動及び、日々の雑感を綴ります。
AQA:http://www.aqalotw.com/

物心ついた時から絵がとても下手でした。

まず、左右対称にものをかけません。

大分良くなってきましたが、今も、デザインをする時
に人間の体や服を大きく左右半分に分けたとして、
奇麗にかけません。
特に、左肩と右肩のラインがビミョーにずれます。

僕がとってきた絵を上達させる方法は、絵でも写真でも
何でもよいのですが、見本の上に薄い紙をひいて、なぞる、です。

運動でも、音楽でも何でもそうだと思いますが、
なぞる、まねする、模倣する、というのは上達する一つの方法
なのかと思います。

上達はしていますが、パターンや細かいデザインをつめる段階では
担当者に形にしてもらっています。

関わる人がいればいるほど、可能性は広がるりますね。
収集つかなくなる可能性もありますがガーン

絵というと、ついこの前まで国立近代時術館で展示会をやっていたので
話題になっていましたが、Francis Baconが好きです。
彼の存在を知ったのは、絵からではなく、彼の映画の音楽を坂本龍一
が作っていたからでした。

『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』


坂本龍一の、五線紙的な音楽と音響的な音楽のどっちつかずな感じ
彼らしくて良い感じです。非常に個人的な感想として。

絵ということでいうと、この本もお勧めです。

なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?/ダイヤモンド社

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何を作るか、ということと同じように、どう売るか、
は大切なことですね。








最近はほとんど映画を観れていないのですが、
学生の頃は毎日のように映画を観ていました。

映画館にはあまり行かず、ビデオやDVDをレンタルして、
一人でじ~と観ていました。
友達や、恋人と一緒ではなく、基本的には一人で観る事が
多かったです。

好き、というかお勧めの映画、ということであればパッと
何本か思い浮かぶます。
パッと思い浮かぶお勧めの映画ではないのですが、
あるシーンが印象深い映画を。

Larry Clarck/「Wassup Rockers」


7分50秒くらいから「親友なんちゃら」「親友とはいわない」
みたいなところです。
邦訳が無いと上手く伝えられないのですが。。
「親友はいない。みんな同じ友達」みたいな感じでしょうか。
僕の英語力はかなり乏しいので間違っている可能性ありガーンガーン

誰かを親友と言った時、他の友人は一体。。。
自分が親友と思っていても、相手がそう思っていなかったら。。。

金子みすずの「みんな違ってみんないい」に通ずるものがある気もします。

この俳優のキャラクターも良いんです。
お勧めです。






子供の頃、宇宙は膨張しているという話しを聞いて思ったのは、
「膨張しているということは外側があるってこと?」ということでした。

宇宙の外側、、、どういうことなんでしょう。

何があるのでしょうか。今なお不思議です。

ここ最近、あるプロジェクトのスタートを前にして、リネン以外の
生地を色々と見てまわっています。
この世には、本当に色々な生地があるなあと思います。
素材が同じでも、加工や染めが変われば表情は変化しますし、
縫い方一つ違えば、仕上がりの表情も変わってきます。

僕は、渋谷の店の近くに置いてある自動販売機で、ペプシNEXTを
買うのですが、今日も買いました。

いつものようにグビグビ飲んでいて思ったのは、昨日買ったペプシNEXTと
今日買ったペプシNEXTは“同じもの”だと思っているが、果たして本当
にそうなのか、ということです。

原料の仕込み具合や、工場の稼働状況、配送方法などによって、
もしかしたら何かの成分がびみょ~に変わっているのではないか、
ということです。

恐らく、変わっているのだと思います。

完全に同一のもの、というのはこの世に無いのかと思いました。

Aという日時にあった物は、Aにしか存在しない、ということで、
その時々を大切に生きなければと思ったのでした。