また古いエアーバルブを、新しいバルブに交換する際、周囲のフィルムを切り取るケースもありえます。
(切らなくても良いケースもあります)
前回は、皮膚の移植のやり方の1つとして、ヒートシーラーを使ってやってみましたが、やってみた感想としては、そんなに簡単ではないなあっと思いました。
今回は、ヒートシーラーではなく、皮膚(ポリウレタンフィルム)の移植を、弾性接着剤でやってみようと思っています。
特別な道具が必要ないし、私はこちらでやった方がいい気がしました。
また接着剤ではなく、両面テープや粘着テープを使うのもいいと思います。
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↑前回までは、厚み0.25mmのポリウレタンフィルムを使っていたのですが、投稿していないパターンでも試しているので、購入した分が無くなってしまいました。
↑今回は、一緒に購入していた、厚みが違う0.2mmの物を使用します。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221127/10/aq-taku/a8/99/j/o1080060715208675089.jpg?caw=800)
↑ヒートシーラーで、ポリウレタンフィルムを密閉した袋状にしました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221127/10/aq-taku/d8/36/j/o1080060715208675093.jpg?caw=800)
↑サイズは、縦横共に30cm弱にしています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221127/10/aq-taku/40/9c/j/o1080060715208675096.jpg?caw=800)
↑設定として、既設のバルブから空気漏れが発生しており、新しいバルブに交換するというお題にしています。
それで、バルブがあった場所を切り取った状態という設定にしました。
切り取った範囲は、縦横共に10cmです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20221127/10/aq-taku/ee/80/j/o1080060715208675102.jpg?caw=800)
接着剤を塗る予定の場所は、不織布にパーツクリーナーを吹いて拭き取りました。
この後、接着剤をブラダー側に塗るのですが、はみ出して、切り取った内側に接着剤が付く可能性が高いです。
これまでは、切り取っている内部の反対側のブラダーに、ベビーパウダーを薄く塗って、ひっつく事を防止してきたのですが、塗る接着剤の量が多いので、別のやり方法で対策します。
フィルムを幅3cm 長さ12cmに切った物を4枚用意しました。
最終的に、この幅3cmのフィルムが取れるなら、バルブ穴から抜いてもいいし、外れないのなら、そのままでいいと思っています。
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↑接着剤はこれを使います。
私にはPANDO接着剤より、こちらの方が使いやすいです。
硬化するまでの時間が長く、シワが出来ても直しやすかったです。
ただし耐熱性はなんとも言えません。
ポンプを繋いで空気を入れます。
12時間放置しました。
全部取ったわけではなく、ビロビロしていた分、2枚だけはずしました。
作業おわり。
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これまでブラダー修理の練習をしてきましたが、現実にやるとすると、なかなか難しいと思いました。
短期間だけ使える様にするというのなら可能だと思うのですが、修理してその後もずっと使えるようにするというのは、難しいです。
粘着材料は気温の影響を受けますし、粘着テープ、接着剤の素材の劣化、ウイングの片付けで畳み方による修理箇所の変形とかを考えると、大丈夫なんだろうか?と思いました。
それでも、修理の不安は解消されました。
これだけやって、それでも直せないのなら、もうブラダー自体を交換するしかないです。
やるだけやってやろうという気持ちと、開き直りの精神でいくしかないですね。