ウイングのハーネスラインを作ってみる | たくちゃんの小さな帆 Takuma's Little Sail

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41歳の時に中古のアクアミューズ セーリングカヌーを買ってからの話。自分が乗る為の小さな帆船を2隻作ったり、45歳からはウインドサーフィンをやり始めました。
47歳からウイングフォイルに集中しています。テーマ別に書いているので、テーマの方もチェックして下さい。

追記※2/16に自作ハーネスラインのやり方を変更しています。詳細はこちら。 


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(本文)

これまでの所、私はウイングは手でしか持っていなくて、ハーネスを使っていませんでした。


そろそろハーネスラインを取り付けて、試していこうと思っています。


スターボードのハーネスラインの取り付け方法を見ると、こんな風に解説されていました。 

↑とても参考になりました。

私は同じメーカーのウイングではないので、ウイング側の構造も違います。

また違うやり方でやろうと思っています。


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腰に巻くハーネスは、ウインドサーフィン用をそのまま使います。


ウイングに取り付けるハーネスラインは、ショップで完成品のウイング用の物が売っています。

でも買うとけっこう高いです。

 

 ↑いいお値段


 ↑使っているロープが高強度ハイテクロープだと思うから、高いのはわかるのですが、加工工賃、素材の単価からみて、高すぎます。買う気になれません。


そう言う訳で、今回は市販品を使わずに、自分流で、てきとーに、いい加減な感じで作ってみます。


最初考えたのは、ウインドサーフィンのブームに取り付けているハーネスラインを外して、それに取り付けていたディンギー用のトラピーズクリートを利用しようと思いました。


ブームには、マグレブのハーネスラインを改造した物を取り付けています。その時の投稿はこちらです。 


トラピーズクリートを付けていると、自由にロープの長さが変えやすいメリットがあります。

ナイスアイデアと思っていたのですが、色々やっていく内に考えが変わって、金属パーツは使いたくないな、と思うようになりました。
それでトラピーズクリートを使う案は没です。

やっぱり金属パーツを使うと、ウイングのセンターストラット(中央にある真っ直ぐな筒)の中に入っている、ブラダー(透明の空気袋)を傷める可能性があります。

たとえばシャックルなんかは、使わない方がいいなと考えました。

それで、トラピーズクリートの代わりに、梱包用の結束ベルトで長さの調整をやることにしました。

 

 ↑最初、Amazonでこのベルトを買おうか悩みました。


長さ2mのベルトセットが6つで、価格が送料込で980円です。


安いしこれでええやんと思いました。


でも私はたまに工作をするから、ベルトパーツの手持ち在庫があります。


面倒くさいけど、それを使ってワンタッチバックルの結束ベルトを用意する事にしました。


↑わざわざ平ベルトを買ったりはしないけど、船関係の品物を買うと、それを船に取り付けるのに、よく結束ベルトが付属品としてついてきます。

それを箱に入れて置いていました。

 ↑これも買っていないけど、手持ち在庫がありました。今回はこれと同じ物を使います。


皆さんは平ベルトと↑のAバックルはどうやって取り付けていますか?


片側のベルトは縫うか接着するとかして、取り付けるしかないですよね。

(トライグライドを使う手はあるけど)


↑私のやり方が正解ではないと思うのですが、私のやり方を書いてみますね。

 

 私はまずバックルの片側に平ベルトを通して、↑のコニシのGPクリヤーをベルトに塗ります。(この接着剤が安いわりに良くくっつきます)


↑そして板ではさんでクランプで固定しています。
だいたい30分ぐらいでしょうか?

これである程度は接着しているのですが、この平ベルトは、接着剤が剥がれやすい素材(←ポリプロピレンだから)なので、これだけだと信用できません。

普段は、その後にカシメを2つ取り付けています。

 

 

 

↑今回、手持ちのカシメが切れていたので、新たにこの2つを注文しました。


注文はしたけど、届くのに2日ぐらいかかります。


それで今回は縫うことにしました。


私は縫うのは苦手でキレイにやれません。


でも、自分用なので、別に汚くても困りません。


強度がでればそれでいいんです。


↑それから、ちょっと前に縫い物関係でニューアイテムをゲットしていました。

 ↑ニューアイテムはこれです。「簡単糸通し」です。

もう、私も老眼で苦労しています。

糸を通すのに、もたもたしてしまいます。


↑の糸通しは針を選ぶけど、すごく簡単に糸を通せて楽チンです。

 ↑私は工作用には、フジックスの「ボタンつけ糸」をおすすめしています。

今日の価格は送料込で143円だけど、手芸のお店で買っても148円ぐらいしますよ。


これは20番の糸の太さなんだけど、その割に丈夫です。


大抵の工作はこれでいけます。これで強度がたりなければ、協進エルのビニモMBTの5番を使うかですね。


↑それじゃあ、テキトーに縫いますね。

↑余っていた茶色の糸を使ったから、汚い縫い方がバレバレです。

↑縫った糸の上にGPクリヤーを塗ります。

強度はこれで出たでしょう。

↑仕上がりは汚いけど、今回はこんな感じでやりました。

これを2つ作りました。

↑作った2つの結束ベルトと、直径5mmのロープを用意しました。

↑結束ベルトはこんな感じ。
ロープは両端を、もやい結びにしただけです。

ホームセンターで外径13mm、内径9mmの透明ホースを買ってきました。

長さは70cmにしました。
10cmあたり11円だったから、77円でした。

そのホースの中に5mmロープを通しているだけです。

↑この結束ベルトで、ウイングに取り付けます。

↑仕事の関係で乗る時間はとれないのですが、ウイングを膨らませて、作ったハーネスラインを取り付けてみたいです。

それで、いつもの加古川河口にやってきました。

実際に取り付けてみないと、ロープの長さがわからないし、取り付け場所をどうしたらいいのか判断できません。

↑ウイングを電動エアーポンプで膨らませました。

↑ハーネスラインを取り付けてみました。

↑アップにした写真。とりあえずここに取り付けてみました。わかる?


実際に乗って使ってみないと、なんとも言えないですね。


まあ、こんな感じにやってみました。


また、手直し、取り付け方法の変更はあると思います。


おわり。


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