きっかけはカメラ
新型コロナが騒がれたころ、インドアのサバイバルゲームフィールド・MMSさんに「APS練習会やってもいいですか?」とたずねたのが2020年です。このブログもそのころに立ち上げました。その後2023年からフロンティアさんに場所を変え、今もAPS練習会を続けています。
なぜ始めたかといえば、ひとつはAPSが世間に知られていなくて、競技人口をひとりでも増やしたいから。Tobby_Sawadaは2017年までAPS競技があることを知りませんでした。やり甲斐のある射撃競技が手軽にできるのにまったく知られていないなんてもったいない、早く知っていたら違う世界があったかも、なんて思わずにいられません。そういう反動なんでしょう。
もうひとつは、昔からノウハウを共有するコミュニティを作ってみたかったから。このコミュニティ作りの原点はスチールカメラでした。つまりStill=静止のほうの写真です。
知人からスチールカメラの「ピント合わない、なんとかして」というお願いをされたことがきっかけでした。なんのことはない、単にオートフォーカスが面のエリア判定になっているだけ。点のフォーカスで任意の部分のピントを合わせて構図を整えるか、マニュアルフォーカスにするだけで済みます。そういう道具の使いこなしを知人は気にも留めていません。まわりを見渡すとレンズフードを逆さにしたままだったり、対策なしに逆光で構えたりする人のなんと多いことか。そういう細々したことを知る・共有するコミュニティの必要性をそのときに感じました。
道具の使いこなしという意味ではAPSも同じです。だから今でもAPS練習会を続けています。