JASGさんに問い合わせ、回答がありました
APSマスターズカップという射撃競技をみなさんご存知でしょうか。指定の会期内で行われたAPSカップ本大会のほか、公式記録会や公式練習会などの各クラス優勝者および、一定以上のマスターバッジ獲得者（マスター、グランドマスター）が一同に会して3種目を戦い、その年の最優秀選手を決定するという新しい競技が2022年から始まりました。その第2回目を「APSマスターズカップ2023」と題し、2月18日（日曜）に開催されます。優勝者へはグランドチャンピオンという名誉称号と賞状、トロフィーが授与されます。
もともとはAPSカップ本大会の最後に行っていたグランドチャンピオン決定戦（ハンドガンクラスはプレート競技のみで対決）が新型コロナの影響によって開催を控えることになり、その代替としてAPSマスターズカップを新設したという経緯があります。ですのでAPSマスターズカップの優勝者は、＜第○○代グランドチャンピオン＞としての名誉称号を従来どおりに継承する形になっています。
それはさておき、そのAPSマスターズカップ2023へ参加するにあたっていくつか疑問に思うことがありました。そのことを1月27日、JASGさんの問い合わせフォームへ送り、1月29日に回答をいただきました。素早いご対応に感謝いたします。
まずは質問と回答を以下に掲載します。読みやすいように【質問】と【回答】を呼応させて分けたほかは原文どおりに載せました。補足部分はあとから付け加えたものです。質問者はTobby_Sawada、回答者は日本エアースポーツガン協会さんになります。個人名は伏せました。
それから掲載に関しては事前にJASGさんから承諾を得ています。
「APSマスターズカップ2023ハンドガンについての質問」
【質問１】
前回（2022）のマスターズカップの参加費は6000円でした。今回（2023）は8000円です。2024年は1万円、またはそれ以上ですか？
【質問１】へのご回答
APSマスターズカップですが、2024につきましては、昨日のライフルクラスおよび来月開催のハンドガンクラスの状況を検討の上、開催の有無を判断したいと考えております。
また、仮に開催するとなった場合の参加料につきましては、今回参加される皆さまのご意見も参考にしながら、決めたいと考えております。
したがいまして、現時点ではAPSマスターズカップ2024の参加料につきましては、ご回答を差し控えることといたします。
※補足：「昨日のライフルクラス」とは2024年1月28日に開催された「所沢公式練習会ライフルクラス」「APSマスターズカップ2023ライフルクラス」であろうと推察します
【質問２】
2月18日すみだ公式記録会と同じ日、同じ会場、同じ試合内容であるにも関わらず参加費用が8000円なのはなぜでしょうか。
※補足：公式記録会の参加費は4000円
【質問２】へのご回答
APSマスターズカップは、実力者のみの競技会を設けて、各期の成績最優秀者であるグランドチャンピオンを３競技行って決定するという趣旨の公式競技会です。
参加資格のある方が参加されるかどうかは、実力者が一同に会する中で「グランドチャンピオン」になるということに、どれだけの価値を見出していただけるかということかと思います。
協会としては、参加者が限定されることやスタッフの確保等を主として考慮した結果、今回の参加料の額といたしました。
協会が主体となって「グランドチャンピオン」になるということの価値について高める努力の余地は、まだまだあるかと思います。ご理解いただけますと幸いです。
【質問３】
「第32期-第4戦 すみだ公式記録会」の優勝者がAPSマスターズカップ2023に参加できるのはなぜですか？ 会期で区切るとしたら第32期-第4戦の優勝者はAPSマスターズカップ2024に入れるのが順当だと思うのですが。
【質問３】へのご回答
たしかに第32期の公式競技会の勝者が、所定のバッジタイトル保持者のほか第31期の勝者が参加資格を有するAPSマスターズカップ2023の出場権を獲得するというのは、一見奇妙なことかもしれません。
しかし、2月18日のすみだ公式記録会の勝者がAPSマスターズカップ2023への出場権を獲得するとした趣旨は、一発逆転的な要素を導入することで公式記録会に刺激を加えて競技意欲をさらに高めるという点にあります。
実際、昨日の所沢公式練習会ライフルクラスでは、午後のマスターズカップ出場に向けて、選手の意気込みが一層高まっていたと感じております。
こうしたことから、第32期第4戦のすみだ公式記録会の勝者がAPSマスターズカップ2023に出場できることといたしました。
以上です。
Tobby_Sawadaの感想・意見は次のブログ更新時に述べることとします。