

まるでB16Aエンジンがしゃっくりを起こしているような風情だった。しゃっくりの度に運転席の右ひざのあたりからカチッと言う金属音が聞こえた。このあたりにはガソリンタンクに内臓されている燃料ポンプを駆動する電磁リレーユニットがある。EG6購入後数年で一度このリレーの故障でエンジンが起動出来なくなった事があった。
ネット検索すると15万キロを越したEG6の燃料ポンプの故障は珍しい事ではないらしい。我がEG6は既に17万キロ手前まで走行距離が延びている。とりあえずプラグを確認して失火していない事は確認できたのでシリンダーにガソリンが来ていないと判断した。ここから先は自分の手には負えないので”信頼できる同志のかーべーたん”に連絡を取る。状況を説明し代車を出してもらえる事になったので年始早々我が家のおじいちゃんは入院する事になった。
工場までの移動中と工場内の試験動作では現象が再発しなかったので見込み修理をせざるを得ない。燃料ポンプ本体と電磁リレーとボンネット内の燃料フィルターを交換する事にしたが、実はEG6の燃料ポンプはメーカーが製造終了であった。ついに来るべきものが来たかと覚悟したが、同志かーべーたんの調査でEG6の後継のEK9(シビックタイプR)のポンプが流用可能と判明。ポンプ本体のみEK9の物を組み込んだ。ただしEK9のポンプもメーカー在庫数残り15個だったそうだ。メーカーの部品在庫もだんだん怪しい状況になってきているのでこの際交換できる点火系の電装部品を交換する事にした。デスビ1式とイグナイターも交換。既にECUは生産終了が判明なるもレース用ECUはまだ入手可能なのでこいつは後回しにする。1週間強の入院でEG6は退院してきた。
今回も”信頼できる同志のかーべーたん”のお陰でEG6は延命できた。まだまだ前世紀の遺物はしぶとく走り続けるのである。