自分なりのタブー | 地球温暖化推進委員会

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 自動車免許を取得して実際に車を所有するまで少し時間があった。モータースポーツを縁あって始めたのを機会に機材搬送と移動の為に車の運転を始めた。勿論サーキット内でのドライブと公道での走行は本質的に異なるので混同する事はなかった。それ故に公道を走る車両を改造しようなどとは考える事はなかった。サーキットで走る車は様々な種類があるがレース用車両はあくまで競技車両であり、レースレギュレーションに基づき作られている。この車両は公道を走る為の物ではない。それ故自分の車に手を加える事は意味をなさない。石原都知事が推奨する”珍走団”の様に一般車両に手を加え公道を珍走するなど別世界の話である。その最も象徴的な改造がシャコタンと爆音マフラーである。私にとってはこれは恥ずべきものであった。

 車検に出したEG6の老朽化の速度は予測を遙かに上回り、不測の出費を強いられてしまった。その一つのトラブルが排気管の腐食である。経済的事情もありまだこの車に乗らねばならない。しかし自動車メーカーも商売である。車を売って収益を上げている以上はあまり一台の車に長く乗られるのも難儀な話である。彼らは政治家に圧力を加えて法律を変え古い車に税金の上乗せを強いた。小泉純一郎の仕業である。その上じわじわと交換部品の価格も嫌がらせの様に上昇させている。友人の整備士に試算してもらったら排気管一式で11万円ほど掛かってくる。

 よく調べてみると昨年の法改正で排気騒音の制限値が改正され、社外品のマフラーでも純正同様の音量のものがあると知った。今まで珍走団(旧称暴走族)の象徴だと思いこんでいた社外品のマフラーの購入に踏み切った。とは言え、生産数が少ないために未だ納品待ちである。マフラーに限らず色々腐食が車体のあちこちの部品に発生している。

 ”戦友”である整備士の協力もあり、少しずつリペアが進行している。持つべきものは友である。有難い。