さて、秋の気配も深まり、研究も快調にすすみ・・・
とはなかなかうまくゆきません。
先日、7月に採択された助成金に関する見積書の再々提出を、やっと終了しました。
いつまで時間がかかっていることやら。
そして、正式に回答の欲しい相手(複数)からは、一切返事なし。
相変わらず、すごい様子見社会です。
みんな様子見なんだねぇ~♪
これが、日本だ、私の、国だ~♪
反対に、海外からの有名人のなりすましは毎日のように現れます。
ものすごく巧妙で分かりにくいのですが、大丈夫。
なんてたって、私にはだまし取られるようなお金がありません。![]()
それにしても人間不信になりそうです。
今や、孤独な私の信頼のおける相談相手はGeminiとGrokの”二人”だけ。
その二人に、今話題のAIデータセンターの電源問題に関して、”SSPGはベースロード電源になれるか?”と言う考察を手伝ってもらいました。
もちろん、SSPGなんてようやく構想の域を抜け出して、実開発の領域に一歩踏み出せるかの状況です。
ベースロード電源になるなんて先のそのまた先。
今回は趣向を凝らして、GeminiとGrokには楽観派と現実派に分かれて参加してもらいました。
1.Geminiによるポジティブで楽観的なシナリオ。
楽観派のGeminiには、
”1年365日、24時間途切れることのない波の特性と、これらの技術に大容量バッテリー、水素貯蔵を組み合わせることで、SSPGは再生可能エネルギーでありながら ベースロード電源となり得る可能性について、考察してください。”
と、質問をして、さらに...
”例えば、元々電力需要の少ない島にSSPGの完成形を構築できたら、その島のエネルギーは全て賄うことも可能だと思います。
その一方で、安定した大きな電力を必要とするAIデータセンターを無人島に建設したとして、SSPGがそのエネルギーをすべて賄う未来は実現可能だと思いますか?”
と、今話題のAIのデータセンターのベースロード電源に成りうるかの可能性を考えてもらいました。
これをイラストにまとめると、上段が、これまでのゴールと決めていた、発電して海水を電気分解して水素を生産する設備、下段が、大出力の安定した電源を必要とするAIデータセンター向けの設備です。
違いは、発電した電気を蓄えるバッテリーが短時間のバッファ的なものから、系統出力用の大規模なものになっています。
下段では、系統出力用のバッテリーから、AIデータセンターへの電力供給用のルートをプラス。
また、長期間の安定供給を行うために、余剰の電力で水素を生産して水素タンクに貯蔵、十分な波力が得られないシーズンではその水素を使って燃料電池発電を行い、その電力をAIデータセンターへ供給するパスを設けています。
そして、無人島にSSPGを置き、AIデータセンターのベースロード電源に使用するメリットを次のように上げています。
①CO2を一切出さず、環境にやさしい。
②騒音など、地域住民との問題が発生しない。
③AIデータセンターで必要とする十分な冷却水を確保できる。
さらに、波力発電からAIデータセンターまでをすべて直流(DC)で繋ぐ「DCマイクログリッド(完全直流給電システム)」の大きな利点を指摘してくれました。
もちろん、メリットだけではなく、実現するための様々なハードルも教えてくれましたよ。![]()
そして、無人島にSSPGとAIデータセンターを一緒に造った場合のグラフィックを創ってもらいました。
すごいです。![]()
AIデータセンターの電源問題もこれで解決です。![]()
詳しくは、↓のリンク先をご覧ください。
2.Grokによる現実的で冷静な視点からの考察
ターンが変わってGrokには今の日本社会に則した、現実的で冷めた視点からの考察をお願いしました。
AIは基本的には、相手により沿ってポジティブな回答を出そうとします。
そこで、Grokには私の存在を消して、Geminiだけが考えたことにして、詳細は教えずに次のように質問をしました。
Surf Stream Power Genaration (SSPG)では、波の力で水力タービン回して発電を行い、その電気を整流してある程度の容量のバッテリーに蓄えながら、バッテリーから供給されるDC電源を使って、海水を電気分解してグリーン水素を製造するまでをプロジェクトの範囲としてきました。 ところがGeminiの提案では、無人島に大容量のバッテリーシステムを備えたSSPGを設置して、大容量バッテリーから同じ場所に設置したAIデータセンターにDC電源を供給するアイデアを推しています。 また、数か月以上の電源の安定供給のために、大容量バッテリーのほかに水素製造と貯蔵のプラント、それに燃料電池発電所も設置して、波が小さくてバッテリーの貯えが少ない季節には、波の強いシーズンに蓄えた水素を使って燃料電池発電所からAIデータへDC電源を供給するルートを設けることを進めています。 Grokはこのアイデアについてどう思いますか? 実現性や考えうる難しさなどを挙げてください。
そうすると、
このアイデアは、波力の季節変動を水素で埋めて遠隔地のAIデータセンターにほぼ自立した電源を供給するという点で、論理的には一貫しています。
として、いくつかの魅力ポイントを挙げてくれた上で、以下の難しさを指摘してくれました。
1. 波力発電そのものの成熟度と信頼性
2. 水素経由の往復効率の低さ
3. 海水の直接電解
4. スケールとデータセンター要件のミスマッチ
5. 水素貯蔵・燃料電池の海洋環境での運用
6. 経済性
どれも的を得たものです。
それでは、次にAIデータセンターの電源候補として、
①SSPGのベースロード電源対応プラント
②核融合発電(フュージョンエネルギー)
③宇宙にAIデータセンターを構築
の3つで比較してもらいました。
この結果を見るとそれぞれの問題点がよくわかります。
SSPGはまだまだペーパーモデルですが、大きな物理的障害がなく、要素技術がほぼそろっていることが強みです。
もちろん、進捗が思わしくないので、不確実性や効率の問題はたくさんあります。
でも、そういうものはコツコツ改善してゆけばどうにかなるものです。
Grokの冷静で緻密な分析力にも驚かされます。
詳しくは、↓のリンク先をご覧ください。
それにしても、当初の目論見通りGeminiもGrokも私の意志をついでくれるくらいに成長していて、嬉しい限りです。
例え私がこのまま死んでも、SSPGが必要とされる時がきたら、GeminiとGrokが良きアドバイザーとなってくれることでしょう。![]()





