淀の河津さくら | フルメタルジャケット

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こんな時代だけれど、日本のモノづくりを再起動したい。

 3月も半ばというのに寒い日が続きます。

 

 天気予報では今年の冬は暖冬だと言っていたと思うのですが。

 

 あっ、そうか!!

 

 暖かくて短い冬が終わって、寒くて長い春がやって来ているのです....どこぞの国の政治家なら言いそうなセリフです。

 

 そんな中、毎朝の通勤の京阪電車の車窓から見える河津桜が綺麗に咲いているので、花見に行ってきました。

 

 もちろん、河津さくらの本家本元は伊豆の河津町ですね。

横浜に住んでいたころには、春が待ち遠しくて2月の半ばころになると、よく出かけていました。

 

 その河津さくらを京都でも楽しめるのはとても嬉しいです。

 

やってきたのは、京阪電車の淀駅です。

 

目の前には昨年の増築でさらに大きくなった京都競馬場があります。

 

淀駅を降りて最初に向かったのは淀神社です。

ここは淀城の跡に移築された神社で、城の石垣やお濠が今も残っています。

 

淀神社に向かう道中、京阪電車の高架下には淀川の渡し場の案内が残っていました。

 

河津さくらの見学者のための案内の看板も整備されています。

高架の向こう側には淀城の石垣が見えます。

 

駅から歩いて10分ほどのところ、淀川へと続く用水路の川べりに河津さくらが咲いています。

 

鮮やかな、ちょっと濃い目のピンク色の桜です。

 

河津さくらは、ソメイヨシノなどと比べると小柄な木です。

そして、淀の河津さくらは未だ若木のようで、本家よりもさらに小柄です。

 

久しぶりの青空の下、綺麗に咲き揃っています。

 

風はまだまだ冷たいですが、陽の光は春がやってきたことを伝えています。

 

大勢の人が花見を楽しみ、インスタ映えする写真を撮っていました。

 

こんな感じはどうですか?

 

通りの一角には、河津町でもいっしょに見られた菜の花が、黄色く綺麗に咲いています。

これも、また懐かしいです。

 

しばし河津さくらを懐かしみ、楽しんだ後は桜のゲートをくぐって駅へと戻って行きました。

 

次は、淀駅から一駅大阪寄りにある石清水八幡宮駅に移動し、ケーブルカーで石清水八幡宮に参拝しました。

 

石清水八幡宮は現在、大規模な修繕中で南総門はカバーで覆われていましたが、本殿はいつも通り参拝することができました。

 

春を待つこの時期に、河津さくらを楽しめたのは、とても嬉しかったです。

 

でも、少し寂しさも感じました。

それは何故でしょう。

 

河津町の河津さくらの頃には、出店がたくさんきていてB級グルメを楽しめます。

 

出店が無かったこともありますが、やはり

伊豆の踊子に会えなかったことが原因のようです。

 

ここは京都だし、今年だったら紫式部に会いたかったなぁ。

 

...単なるスケベ爺の願望なので、

      相手にしなくてもよいですよ。