京都から奈良への歩きつなぎの旅も随分と間が空いてしまいました。季節は既に春....冬眠している場合ではありません。
今年は1月、2月とお休みをしていましたが、3月8日(水)に旅を再開し、三山木駅から新祝園(しんほうその)駅まで歩きました。
続いて今日3月15日(水)も歩いて、新祝園駅から高の原(こうのはら)駅まで歩いて、奈良県へと入りました。桜の咲くころまでに奈良に入るつもりだったれど、間に合いました。
東京や神奈川では既に桜が咲いているそうですが、こちらは未だです。やはり、私の都合に合わせてくれてるのでしょう。
先ずは、3月8日の旅の報告から。
午後0時前、近鉄京都線の三山木駅にやって来ました。高架線にホームがあり、周囲にはマンションが立ち並ぶ近代的な駅です。
駅の改札を出て、線路の東側を南に回り込んだところにあるのが、さくら公園です。
しめしめ、さくら公園に桜の花はまだ見当たりません。
駅周辺の住宅街を抜けると、景色が一変します。
田んぼが広がり、田植えの時期を静かに待っています。
京都と奈良という二つの都市を結び、間に田園風景が広がるこの路線こそが「田園都市線」ですね。
東京と神奈川を走るあちらの路線は、田園都市というには都会すぎると思います。などと、考えながら歩いているとマルーン色の阪急電車(?)がやって来ました。
車体に花柄模様が描かれているので、これは宝塚歌劇団とのコラボ電車でしょう。 (本気にしないでね)
”あをによし奈良の都を目指しつつ、去り行く君に京の都でナンチャラカチャラ....”と、短歌を唄いながら観光特急”あをによし”を見送りました。
田んぼの小道を少し歩くと、いつも癒される宮津駅に近付いてきました。ちょうど、奈良方面に向かう特急電車が通過中です。
駅から東に延びるメインストリートがこちら。
とっても癒されます。
あと数か月したら、このあたりは一面緑になります。
そのころ、また歩いてみたいです。
宮津駅に到着しました。
高架線の下に改札口がある、都会の駅によくある構造です。しかも、この辺りは複々線になっていて、特急や急行が爆走してゆきます。
宮津駅から先は、線路に沿って次の駅を目指しました。