夫に察するという感情はありません。
辛そうだな、痛そうだな、何か困ってそうだなとは思いません。
更に、辛いよ、痛いよ、困ってますよ と言ったところで、あ、そう 程度の反応しか望めません。
そっと寄り添う とか、優しい言葉をかける とか、さりげなくフォローする とか、そういうドラマのような展開はあり得ません。
自分に対する愛情が無いのかと、結婚当初は悩んだものです。
彼自身も、自分がASDだと自覚したのもごく最近。多分、社会に出て、自分を理解してくれる友達関係とは全く違う人間関係の中で、彼なりに生き辛さを感じて来たのでしょう。
発達障害について調べるようになり、現在はそれを仕事に活かしています。
私にも、数年前に、自分がASDだと思うと打ち明けました。その後も、実は人の顔が分からない とか、すごいのを突然ぶっ込んで来るので驚きますが、わかってくると、そんな状態なのに、これまで良く頑張りましたと、少し可哀想になって来ました。
とはいえ、一緒に暮らすのはなかなか大変です。
あーーーーー!!となった時には、こちらでぼやいて発散したいと思います。