食卓に和食が並ぶ日は、テーブルの植物も変えます
こちら、ガジュマルの赤ちゃんですかわいいでしょ
ガジュマルは、沖縄ではどこでもよく見かける木。
根っこがしっかりしていて、大きくなったらヒゲをはやして立派な木になります
ガジュマルが成長した大きな大きな木には、妖精が住んでいるといいます
妖精は、子供の姿で赤い顔をしていて、キジムナーと呼ばれています。
あれは、妖精じゃなくて妖怪だ!という方もおりますがネ
沖縄の昔話、お時間のある方は下記をお楽しみください
読書の秋だわぁ なんてね!
漁が上手でない漁師がおりました
ある晩の海、その男が漁をしていると、キジムナーがやってきて尋ねた
「あなたは、何をしているのですか」
「魚を取っているさ、でもなかなか釣れなくてね」
「私が魚を取ってあげよう。そして友達になろうよ」
「いいよ」
というと、キジムナーが、
「ザルを持ってきなさい。そこに魚を入れてあげるから」 と言った。
ザルを抱えて2人が海に潜るとき、キジムナーは念を押した
「シーはしても、プーはするなよ。」(おしっこはいいが、おならは駄目だよ)
「プーをしたら手を放す。そうしたらあなたは溺れてしまうよ」と注意した。
キジムナーは、“へ”が大嫌いなのである。
キジムナーは漁の名人で、たちまちザルは魚で一杯になった
そして、キジムナーは取った魚の目玉だけを食べた。目玉が大好物なのである。
そしてその晩、
「また、明日ね」
とキジムナーは言って、二人は別れた
それからというもの、キジムナーは毎晩同じ時刻にやってくるようになり、漁師は毎晩海に出た
キジムナーは山のように魚を取ってくれるので漁師は 商売繁盛になり生活も潤った
が、毎晩海に出る亭主の帰りをじっと待っている女房は、寂しくてたまらない。
また漁師も毎晩漁に出るのはきつかった。
そこで漁師は、キジムナーを追い払うために、“へ”(おなら)をしようかとも考えたが、溺れてしまっては大変!どうすれば追い払えるか考えていた。
そして、男の女房も・・・。 何とかしてキジムナーと縁を切らなくちゃ...と思っていた。
「それにしても毎晩、どこからやって来るのかしら?」
夕暮れになって外の方を見張っていると、庭先のガジュマルの根っこからす~っと姿を現わした。
『分かった。あそこが住処なんだ』
彼女は、二人が海に行くのを見送ると、萱を集めた。
そしてキジムナーの住処である大木の根元に積み、火をつけると、ガジュマルを焼いてしまった
住処が無くなったので、キジムナーはどこかへ行ってしまい、もう二度と誘いに来なくなった。
ところが...
何年か経って、その男はとなり村へ用事が出来て出かけた。
昼間は、人間にはキジムナーの姿は見えないので、キジムナーを追い払ったいきさつを得意になって、とくとくとしゃべった。
それをすぐ隣りで聞いていたキジムナーは、赤い顔が青くなるほど腹を立てた!
『友達になって魚をあんなに取って金持ちにしてやったのに、家を焼いたのはこいつだったのか!許さん!』
男が家に帰ると、我が家は丸焼けになって跡形もなかった。
...キジムナーが仕返しをしたわけさ。
キジムナーの仕返し
どうでしたか?
沖縄では、キジムナーに気に入られた家は栄えて幸福がもたらされ、反対に嫌われた家は滅びるとも伝えられています。
日本の座敷わらしみたいな感じですかね
きのうの夕食は、テーブルの上に置いたガジュマルを見ながら、「この木にもキジムナー住み着くのかなぁ?」と話ながら楽しみました
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