古民家の再生やリフォームだけでなく新築住宅に古材を活用することもあり
勉強していた関係で先日伝統再築士の資格をいただきました。
これは古民家鑑定士さんと違い建築士免許が必要な資格になります。
建築士の資格は建築基準法に乗っ取った設計に関する資格に対し
伝統再築士の資格は建築基準法ができる以前の古いたてものの再築に関する資格です。
同じ建物の設計資格とはいえ建築基準法の成立を境に強度にや構造に関する考え方が真逆ともいえるように変わるので
古民家も手がける者として取得しておきたかった資格です。
古民家のリフォームをしていると手をつけていなかった場所より以前にリフォームをしたところが痛んでいることがよくあります。
主に水回りと広縁。
現代の考え方で安易にリフォームして湿気で家がやられてしまってる事例が大半です。
長い年月受け継がれてきた家だからこそ丁寧に修復して住み継いでいってもらいたいと思います。