お引き渡し前 | 木の家をつくる女性建築家の日常

木の家をつくる女性建築家の日常

静岡県浜松市にある建築デザイン事務所です。浜松市・磐田市・湖西市・豊橋市・掛川市・袋井市などで活動している日々の出来事を綴ってゆきます。

南区遠州浜にあるお引き渡し前の現場です。

玄関・居間・廊下・洋室に全て桧のフローリングと腰壁を貼ったバリアフリーの平家の住宅。

養生(キズ、汚れ防止のシート)をはがすとひのきの香りが一気に広がります。


木の家をつくる女性建築家の日常

廊下の幅は130cm以上、全ての戸が引き戸であり、水まわりはゆったりと計画、通路全てに腰壁が貼ってあり車イスへの対応も万全です。

普段こちらの現場の棟梁は「家が傷むから」と完成見学会を行いません。

特に小さなお子様がお引き渡し前の家の無垢の木を素手でさわる可能性があるのを嫌います。

しかし今回はお施主様自らご自身の知人・友人に見学会を開催して下さるため、
希望者には一緒に見学させてもらえる事になりました。

LDK、寝室、8畳和室、納戸、広い玄関と廊下と水まわり、そして縁側。

終の住処としては理想的な間取り、大きさ。


木の家をつくる女性建築家の日常

4/29(日)11:00~15:00のみの限定の公開です。

ご興味のある方には地図を送らせていただきますね。

そして本日、着工スケジュールが確定したのは同じような条件の磐田市の平家。

予算がなかなか合わず、それでも欲しいものはあきらめきれず、設計者、施工者、皆で知恵を出し合ってなんとか欲しいところに落ち着きました。こちらの工事も楽しみです。