れんれんゼミin浜松 | 木の家をつくる女性建築家の日常

木の家をつくる女性建築家の日常

静岡県浜松市にある建築デザイン事務所です。浜松市・磐田市・湖西市・豊橋市・掛川市・袋井市などで活動している日々の出来事を綴ってゆきます。

2日間のれんれんゼミin浜松が終了しました。

北は北海道、南は九州まで全国から100名以上の参加者が集まりセミナー強、意見交換、見学会などが開催されました。

初日には私の設計した光と風の高床式の家を含む3件の見学。



その後名古屋大学名誉教授平嶋義彦氏による講演。
木造建築の歴史と構造、実態、環境問題、思想にまで多岐にわたる話を体系的にまとめられ木造の文化について話されました。

これが本当に興味深いお話で平嶋先生にもっと時間をとってもらってゆっくりと聞きたい内容でした。

翌日も翌日も建材テストの報告や講演、パネルディスカッションが続き、小池一三氏が「定番住宅」の提唱をして、若手建築家3人がそれについて話をしました。



私もその一人で少し話をさせてもらいました。

定番住宅として提案したのは広く、大らかな住まい。

定番住宅としての5つの要素を抽出し考え方を話しました。
細かいニュアンスは伝わらないだろうと思いかなり端的な話し方だったので聞き手には浅く感じられたかもしれません。(実際スペシャルゲストの秋山先生にはかなり大胆(大雑把?)だったと言われました)

でも私が定番住宅に目指しているのは単純明快な気持ちよさ。

「大らかな住まい」とは空間の骨格を強調する事により細かい影響を受けない家です。
仕上げが粗くても、繊細でも大して影響を受けない家であり
家族構成が変わっても、間仕切が増えても、よごれやキズもたいして気にならない家です。

小さく、コンパクトな家であっても広くのびのび暮らすことができれば素敵だと思います。


最後には趙海光先生の町家型定番住宅のプレゼン。
プレゼン内容もさることながら話のうまさに絶句。自分がいかにつたない話をしていたのか思い知らされました。

こうして2日間の充実したゼミは無事終了。

たくさんの出会いがあった実りある2日間でした。


APROJECT建築デザイン事務所