日本の住宅の60% | 木の家をつくる女性建築家の日常

木の家をつくる女性建築家の日常

静岡県浜松市にある建築デザイン事務所です。浜松市・磐田市・湖西市・豊橋市・掛川市・袋井市などで活動している日々の出来事を綴ってゆきます。

CMや広告をみると日本の住宅はハウスメーカーが絶大のシェアを誇っているように勘違いしてしまいますが意外な事に住宅の60%は町の工務店さんがつくっています。

家は何十年も住むものですからその間に人間の身体の様にあっちが悪くなったりこっちが悪くなったりしたものをメンテナンスしながら住むのですから身近に"家の主治医”がいてくれるのは頼もしい事です。

そんな工務店さんたちが集まってよりよい家づくりを考える集まりがありまして私もお話させてもらう事になりました。

ぼくの定番、わたしの良きパタンとして質のいい木造住宅を手ごろな価格で提供できる「定番住宅」についての考えを若手3人でお話をさせてもらいます。

この日は朝一番に別の建築家のかたが「建材テスト」と銘打って珪藻土の実証テストの結果を話してくれるそう、こちらも興味深く、楽しみにしています。

健康素材の代名詞のようになっている珪藻土ですが実態はなにやら複雑の様。企業のしがらみが無い状態で検証し有益な情報をシェアする事はお施主さんの利益につながります。

真に健康な住まいをつくるためにはこういった地道な努力の積み重ねが必要で町の工務店さんたちのひたむきさが伝わってきます。

少しでもお役に立てるよう、ただいま話の内容を構築中。