今日、9月1日は雑節の一つ、二百十日(にひゃくとおか)です。
二百十日(にひゃくとおか)とは立春から数えて210日目のこと。
この日は八朔(旧暦8月1日)や二百二十日とともに三大厄日とされてきました。
毎年台風が襲来する時期で、農作物に大きな影響を与えます。
農村では、暴風雨のないことを願って二百十日前に風祭りを行う所も多く残っています。
農民たちは経験上立春後二百十日目、二百二十日目に毎年暴風雨が来る事を知っていて、かなり古くから風除けの儀礼として風鎮めの祭りは行われてきたようです。
今年も大きな台風がありました。
現代を生きる私たちも自然の影響力にもっと謙虚になった方がいいのかもしれませんね。
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