正義の仮面は、
自分の加害性を
一番隠してしまう
昨日から京都に来ています。
今年の「ちょっと頑張ったら叶えられることを
全部やってみようキャンペーン」のひとつの、
紅葉のトロッコ列車を体験するためです。
ちょっと早いのかな?という
情報だったのですが、来てみたら、
行く所行く所がもう紅葉の真っ盛り
でした。
一人分のトロッコ列車の予約や、
移動の計画も大変なので、
京都駅発の日帰りツアーに申し込みました。
10時集合だから、9時半には着く
新幹線で向かったのですが、
10時25分になっても、ある
同じ地域から来る予定の方達
10名程があらわれないんですね。
添乗員さんは、あちこち電話をしたり
めぼしい場所まで走って行ったり、
とても大変そうでした。
そして結局、集まってる人達だけで
先に出発になりました。
その後も、
ルートの途中で合流出来るように、
会社と何度も連絡を取ったりされて、
遅れた一団は、途中タクシーに分乗して
後発のトロッコ列車に乗った
ようでした。
── 問題はここからです。
集合したらその一団の人達の
怒りがすごかったんです。
最大の不満はこうでした。
「集合場所のJR京都駅中央口 を
新幹線中央口(改札口)
だと思ってずっと待っていたじゃないの!」
でも、間違えたのは自分達だし、
そもそも京都駅発なのに、
全員が新幹線で来ると思うかな??
しかも、
同じ新幹線で来た内の4人は
集合場所にちゃんと
来てたのにですよ。
それでも彼らは、
二手に分かれた団体を、
一つに取りまとめようとされていた
添乗員さんに「謝れ!」と
食ってかかっていたそうです。
いかにも、という表情の奥様が
リーダー格になっていて、
他の人もそれに続くという感じで、
なんともいえない嫌な空気が
広がっていました。
きっと私だけじゃなく、
最初から待ちぼうけを食らった方は
添乗員さんの必死さを見ていたから、
「なんだか嫌な気持ち。」
と思っていたと思います。
今日の出来事で改めて感じたのは、
人は感情に支配されると、
"自分こそが正義"だと強く
思い込んでしまうということ。
そして、その思い込みの強さは
周囲の人も瞬時に巻き込んで
しまう。
怒りが先頭に立つと、
本来ならわかるはずのことまで
見えなくなるんです。
「謝れというのなら、まず
待たせた私達にじゃないの?」と
先発組のご夫婦がぼそっと
言っていたけど、
怒りに飲まれてしまうとその
当たり前に気づけなくなってしまう。
そして怖いのは、
最初に怒った人の強い感情に"軽く"
追随する人が必ず出るということ。
気づけば、
最初は一人の感情だったものが、
まるで黒いインクが水に
広がるように、一気に濁っていく。
これはいじめでも、職場のトラブルでも、
SNSの炎上でも、大きな争いでも
同じ構造です。
"怒りの正義"はいつでも、
自分が加害者になっていることを
見えなくさせます。
今日の光景を見て、
人の意識がいかに簡単に歪むかを
見せてもらった気がします。
感情に飲み込まれるのか、
感情をコントロールする側になるのか。
ここを間違えないように
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