この仕事を本業にする前に
副業として始めました。
もう十何年か前のことです。
シングルマザーで末の子が大学卒業まで
生活費は稼がないといけないので
歯科衛生士をしていました。
毎月決まった額が安定して入ること。
そこには今でも感謝しています。
でもなかなかに厳しい環境で、
物は投げられる、患者の前で罵倒される、
人格否定に及ぶことも度々言われました。
手首を骨折した時に労災の書類一式を渡され、
ギブスの右手をハンドルに添えながら
1時間運転して労働基準監督署まで行き
自分で書類を出しました。
でもね、
辞めなかったのは娘が大学卒業するまで
と決めていたからです。
自分で自分の人生をね。
クライアントさんの中には、
もう嫌なのに、
続けたくないのに、
辞めたいと思っているのに、
辞められないと思い込んでいる人。
辞めても生活に支障はない状態なのに。
これは仕事だけではなく、
いろんな人との関わりの場合もあります。
優しいんです。
相手のことをまず考えてしまう。
そして穏便に、波風立てたくない。
私が我慢すれば済むことなら...と
無意識に思うようになっているんです。
でもね、嫌なんですよね?
あなた本当は。
じゃあ、あなたは誰が守ってくれるの?
悲しくなっちゃうんですよ、私。
こういう状況の人を見ると。
「あなたの人生の価値をちゃんとわかって」
と思うってしまうんです。
私はもう還暦も過ぎましたけど、
振り返るとあっという間だったなと思います。
そしてここから先にいけばいくほど、
”あっという間感”は加速するんじゃないかな
とも思っています。
だとしたら、大切な命の時間を、
誰かを優先させた我慢に使うことが、
それでいいのかなって。
本当にそれで後悔しないのかなって、
聞いてみたくなるのです。
ただのお節介だと思われたとしても。
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