昨日のセッションで、こんな話になりました。
「言葉にしないと、伝わらないんですよね」
当たり前のことのようで、
これができない人、すごく多いんです。
言わなくてもわかってほしい。
察してほしい。
夫婦なんだから、家族なんだから、
長く一緒にいるんだから、わかるはず。
でもね、伝わらないんです。
言葉にしていないものは、
相手の世界には、存在していないのと
同じなんです。
それでも「言わなくてもわかるはず」
と思ってしまうのは、
子供の頃の感覚が残っているからかも
しれません。
赤ちゃんの頃は、泣けば誰かが来てくれた。
言葉がなくても、周りが察して
くれる世界にいたんです。
でも、大人の世界は違います。
言わないままでいると、
「わかってくれない」という寂しさだけが
積もっていって、
本当は大したことじゃなかったはずの溝が、
だんだん深くなっていく。
そして恐ろしいことにこの擦れ違いは、
大切な人との間でこそ起こるということ。
大切な人だから大切にされたいと思う、
だから相手から先に優しく言葉で
表現してくれることを期待してしまうんです。
心当たり、ないですか?
あと、もうひとつ大事なことがあって。
言葉にするのは、相手のためだけじゃありません。
自分の気持ちを言葉にしようとしたとき、
「あれ、私、本当はこう思ってたんだ」と、
自分で初めて気づくことがある。
言葉にしないと、相手に伝わらないだけじゃなくて、
自分にも伝わっていないんですよね。
だからまずは、小さなことからでいいんです。
「私はこう思った」
「こうしてくれると嬉しい」
短い言葉で、伝えてみる。
それだけで、世界の見え方が
少しずつ変わっていきます。
あなたは今、誰に対しての、
どんな言葉を飲み込んでいますか?
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