子供の頃に通っていた小学校には、
『いつも元気な明るい子』
という種類の標語のポスターが必ず
あちこちに貼ってあって、
それがいつも目に入っていたからか、
いつも元気でも明るくもなかった私は、
「はい、あなたは失格」と言われてる気が
していたのでした。
でもね、大人になっているのに相変わらず
これの威力半端なくないですか?
クライアントさんは皆さん、もっと成長したい
よりよくなりたいと思われています。
だから日々前に進もうとされています。
そういう時に良く聞くのが、
「全然動けないんです」
「前向きになれないんです」
「全然変わった気がしないんです」
という言葉。
でもね、
どんな時も前向きでやる気に満ち溢れて
がんがん動き続けてる人なんて果たして
存在するのかな?
(ちょっと思い浮かんだのが
『Dr スランプアラレちゃん』に出てた
スッパマンだけだな)
もし実際に居たとしたら、その人は人としては
薄っぺらいんじゃないかと思うけどなぁ。。
だってこの世界は、昼と夜、大人と子供
みたいに真逆が同時に存在する世界なんですね。
だからね例えば、すごいテンションの芸人さんほど
裏では暗いと言われているように、
どっちかが大きいと反対側も大きくないと
バランスとれないようになってるからね。
だから即刻決断してすぐに動く自分じゃないと
と思うこと自体が、それを目指しているんだから
素晴らしいんですよ、すでにね。
だから大事なのは、出来ないから無理だ
と諦めてしまわないこと。
大きな変化は日々の小さな積み重ねの先にしか
起こらないんだから。
場面緘黙症を疑われた小学生だった私は、
今では「私は本当は人見知りで...」と言っても
誰も信じてくれなくなりました。
でも中身は変わってないのよ。
何日も家から出ないで誰とも話さなくても
全然平気だし、子供時代と同じように
一人でずっと本を読んでるし。
だって本質は一生変わらないからね。
ただし、こうなりたいとか
これを目指したいとかがあると、
後付けでなかった性質とか能力とかが、
外付けHDDみたいに
後から加わっては来るんだよね。
だからあの落ち込む標語も良かったのかも。
ただね、おなじ標語を見て
『だって私なんてもう無理に決まってるじゃん。』
と自己憐憫に向かう人もいるわけで、
そっちに向かわなくて良かった。
親に感謝だなぁ。
悩んでるってことは、
向き合ってるってことだから、
そこからもう素晴らしいんだから。
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