今日は母の日ですね。
わたしの母は6年前に亡くなりました。
急死でした。
わたしねずっと『母』を思い出すと
浮かぶ映像は左斜め後ろからの
母の横顔？だったの。
しかも目は真っ直ぐ前を向いて
こちらを見ようともしない母。
おまけに母とわかるのに全部が
木の枝と枯れ葉で作られてる血の気の
全く通ってない横顔でした。
ざっくり言うと、５人兄弟の四女で
下に、初めての男の子の弟がいたわたしは
ずっと母はわたしをいらないんだと
そう思ってたんです。
母はとても頭が良くて理知的で
７０過ぎても万葉集とか学んでるような
人でした。でもねそれすらも
冷たい人のように感じていました。
そして２４歳で自分も母になって
わたしは我が子をすごく愛するんだ！
と思っていたのに、始まると
子育てはとてもとても辛いものでした。
確かに我が子は可愛いんだけれども、
自分の思うようには全く事が進まない
えー、こんなに！！というくらいに。
そして回避する事も逃げだす事も１分も
できないじゃん、、という、まるで
じりじりと追い詰められるような辛さで
そんなの人生初だったしね。
（当たり前だけど）
で、結局その愛する息子はADHDで
ひどいいじめを受けたり、中学になると
ほどなく不登校になりました。
なんかね
『はい、母として失格！』
と判定されたみたいな気持ちだったな。
で後に学びの中で、母には愛が
たっぷりあったという事がわかったら、
そこには
『自分の望む愛し方しか認めねぇぜ
』
という傲慢な子供のわたしがいたと
わかってね。
いろんな感情があふれて大号泣でした。
それでね『自分の望む母の愛し方』って
何かと言うと、それはもう、
絶対にだれもそんな事無理だろ、という
そんな事を思っていたんですよね
でね、今度は逆の立場の母になると
そのすっごい課題を自分が
やらなくちゃ！と思うように
そうなってるんだよね（怖いよね）
そしてその時に同時にわかったの、
あのじりじりと追い詰めた来てたモノの
正体はこいつだったんだ、と。。
だからもしも、あなたが子育てに
悩んでいたとしたら、
こういう事が原因なのかもしれません。
自分はちゃんと母が出来てない、
と感じてるとしたら、
再現不可能な母親像に支配されてるのかも
知れません。
そしてね、ずっと母のせいだと思って
自分は良い子だったくらいに思ってたけど
冷静に振り返ってみると。。
相当頑固で時々暴走する手のかかった
であろう子供だったのです。わたし
だからそんな子を放っておける
はずがなかったのでした
子供の記憶とか過去なんて、
ほんとあてにならないよ、
そんなの早く消しちゃいましょうね
という話でした
今日も最高の一日に
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