「青春の蹉跌」に引き続いて
萩原健一主演の「約束」です。
監督はこの映画と「旅の重さ」で
一気にブレイクした斉藤耕一
「津軽じょんがら節」でベストテン1位になりましが
勢いに乗って撮った高倉健、勝新太郎W主演の
「無宿」が大コケして以降目立った作品ありません。
色々疑問の残る映画でした。
殺人模範囚(岸恵子)で刑期7年の5年目で
仮釈放ってあるのかそれも看守付きの墓参って有り?
全く物語の枝葉部分にも関係ない
殿山泰司はどういう意味か?
何処かの伏線かと思いましたが違うようでした。
刑務所の前のポツンとある屋台のラーメン屋も疑問
いったい誰がここのラーメン屋利用するんだろう。
最後に最大の疑問
岸恵子がチャラチャラした萩原健一に惹かれるのは何処?
最初は岸恵子の自由への憧れとか思いましたが
最後に刑期後の2年後に会う約束までしてしまうので
岸恵子はかなり本気です。
採点:☆☆★
景色の撮り方が秀逸で岸恵子の疲れた顔も印象的。
この部分で★1つプラスですがアップになる岸恵子は
仮釈放の身でありながら付けまつげがビンビンって不自然。
(化粧も濃いし・・・・)
萩原健一はこの程度のチャラチャラさがちょうど良い。
元々そういうキャラクターだし地でいってる感じ。
※)細かい点をつけられないので
☆5点満点(★は0.5点)
観る価値ありの映画は☆☆☆以上。
