発達のかかりつけ医 | 発達凸凹(元・知的障がい)私立中学校に入学しました

発達凸凹(元・知的障がい)私立中学校に入学しました

気が向いたときに、なんとなく更新しています。
中1息子の母です。

 発達医師の講演会 にて。


・部活が辛いなら、部活をやめられるようにしてあげて!


・ある教科が極端に苦手なら、やらなくていいようにしてあげて!


などのお話が、学校に対して、ありました。

(詳細はこちらの記事


その際、私が思ったこと。


医師の診断書」あるいは、「医師の意見書」があると、非常に強いと思います。


学校側も、ラクだと思う。


この子のワガママじゃなく、「医師も認める特性」があってのことなんだな、と、配慮しやすいわけです。


親も、ラク。


学校の先生にお願いするのに、「医師からこんな意見書をもらっています」と手渡せば、言いやすいです。


・・・


発達医師は、こんなふうに言っていました。


この程度の悩みで医者に相談なんて、申し訳ないんじゃないか


そんなふうに遠慮される保護者の方が多いようです。


遠慮なく、医者に相談して、診断書でも意見書でも、書いてもらってくださいね」と。


・・・


でも!


実際は、こんなに分かってくれる医師ばかりではない。


いつも診てもらっているなら良いです。


が、突然行って、「こんな診断書を書いてください」なんて、お願いしづらい現実があります。


周りの発達ママ仲間からも、いろんな話を聞きます。


「こんなの軽い障碍なんだから、診断書なんて書きませんよ!」


「手帳なんて要らないでしょ!」


などと、先生から、半ば怒られることさえあるそう。


(※もちろん、必要ないのに、行政から奪い取ってやれ!的な発想は良くないと思います)



自閉っ子を連れてあちこち病院に行ってみるのも、また労力の要ること。


医師も、皆が皆、温かいわけじゃないですし。


あるママは、病院で、3歳のお子さんをこんなふうに診断されたそう。


「あ~これね、自閉症です!治りません!」(以上)


なんとなく分かってたけどさ~!その言い方はないじゃん~!


と、


それ以来、その病院から足が遠のいたそう。



さらには、「児童精神科」という診療科名も、なんとなく行きづらいイメージがある気も。

(勝手な偏見ですが、イメージとして)


最近は「発達相談」「発達外来」「こども発達クリニック」なんていう名前のところもあるみたいです。


名前ひとつで、行きやすさが違ったりするものだな~


・・・


ということで、「かかりつけの発達医師」がいたら、とても良いな~と思います。


何かのときに、診断書や意見書を書いてくれる医師が確保できている。


信頼関係が築けている。


こんなに安心なことはないと思います。


先生探しは大変。


だけど、すばらしい先生にめぐり合ったら、財産だと思います。


ガッチリつかんで放さないぞ♪


そう思えるすばらしい先生に、発達くんたちみんなが出会えますよう・・・


ママたちが心折れそうなとき、エールを送りたいです。