発達凸凹の子たちの将来、きっと生きていける | 発達凸凹(元・知的障がい)私立中学校に入学しました

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気が向いたときに、なんとなく更新しています。
中1息子の母です。

このブログでおなじみ発達医師 と、ある私立の校長のお話。


「すごい人×すごい人」が話すとこうなる!?


場所は、とある私立の中高一貫校、


発達の医師が、講演会にて、またまたぶっ飛んだことを言い出した(笑)


※私は美人秘書(?)として医師に同行するというお役目をいただきました。

クローズドな講演会なので、フェイク込みです。


・・・

【医師のお話】


・発達デコボコの子たちは、こういう特性があります、たとえば、あれやこれや~


たくさんの例が挙がる。


・なので、「相手の気持ちを考えなさい!」なんて言っても無理です。


相手の気持ちが分からないのが特性ですから。


それより、好ましい行動を教えてあげて


・「ちゃんと相手の目を見て話しなさい!」も、苦痛になります。


特性上、「目」に対して、恐怖を感じる子もいる


苦痛から身を守っているだけなのだから、目を見るのを強要しないで!


(なので、こういうのも苦手だったりする↓トルコのお守り)





 


・部活や、部活の人間関係が苦痛な子がいます。


帰宅部であることを許してあげて!


辞めたいとき、部活をすんなり辞められるよう、根回しをしてあげて


・ある教科が極端に苦手な子がいます。


その場合、その教科は免除にしてあげてください。


校内委員会で話し合って、よきに計らうように。


・不登校になったら、その期間を前向きに活用して!


普段できないことにチャレンジさせる、など。


・学校以外の学び場も検討しましょう。学校にこだわるな

(↑これ、学校で言っちゃう・笑)


・いじめは、あるもの。


話し合いでは解決しません


クラスを変える、転校させるなど、対応するように。


・・・


医師は、現場の先生方への配慮も忘れない。


何より、先生方が頑張り過ぎないこと!


完璧より、ほどほどサポートでOK!


イチローだって、3割ですよ。


ボクも、すべての患者さんを救えるわけじゃない。


先生方も、開き直って、ほどほどに^^

(学校の先生だけでなく、私たち親にも言えることだと思いました)


10人に一人でも二人でも救えるなら、それは、本当にすごいことですよ。


・・・


それに対する校長の言葉が、またすごい。


「うちはね~、建学の精神にのっとって、発達障碍だろうが、不登校だろうが、面倒見ますよ。


学校が辛いなら、あんまり来なくて大丈夫よって言っちゃうの、私。(←!)


無理して学校に来させてもね、しょうがないですから。


フリースクールなんかで出席日数を稼いで、単位を取って、うちの学校を卒業していく子もけっこういますよ。


そういう子たちってね、勝手に勉強するのね。


早稲田とか中央とか、入っちゃう子もいますよ~^^」


・・・


なんという時代。


なんという支援環境。



お話を聞きながら、息子は良い時代に生まれたな~としみじみ思った。


息子にも、他のみんなにも、きっと行き先があるはず


彼ららしく生きる道が、あるはず