夢や期待をすることは誰にでもあることだと思いますが、欲望を抱くこととは別だと考えています。
夢や期待が膨らみすぎて、欲望にまで達してしまうと、人間は色眼鏡で物事を捉えてしまいます。
例えば、○○会社に入りたい!という夢があったとしても、○○会社に入ってお金を沢山稼ぎたい!と思ってしまうと、実際に支払われる賃金と労働力のバランスを見て、物足りなさを感じてしまうことになります。
他にも、○○さんと結婚したい!という夢から、○○さんと結婚してお金持ちになりたい!と思ってしまうと、実際に結婚してから、実はとてもけちな性格から不仲になってしまう、ということもありえます。
同じように○○学校に入りたい!という夢から、○○学校に入って注目を浴びたい!というように思ってしまうと、実際に世の中に出てから、プライドを捨てきれず窮屈な生活を送ることになるかもしれません。
夢や期待というのは純粋で将来性のあるものだと思います。あまり過度に膨らませすぎず、本人の意欲を高める程度にとどめておくのが良いのかもしれません。