政治と教育 | あっぷ指導会船堀教室のブログ

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昨年12月に安倍政権が発足して以来、まさに危機突破内閣の呼び名の通り、迅速に経済政策が打ち出されています。そしてついに通常国会で、本格的な論戦が展開されました。

 なかなか一筋縄にいかないのが、政治の世界ですので、まだまだ多事多難が予想されます。

 少なからず、朗報もありますが、報道されるニュースの多くは事件、事故で占められます。そんな中、「チンパンジーにも『平等』『公平性』の考え」という記事に思わず目が行きました。

 米エモリー大学(Emory University)ヤーキス国立霊長類研究センター(Yerkes National Primate Research Center)ジョージア州立大学(Georgia State University)の共同実験により『平等』『公平性』を概念として持つのは、人間だけではなかったことが証明されたといいます。

 少々疑問に感じるのは、チンパンジーはそうだとして、まさしく人間の方です。果たして人間に、『平等』『公平性』の概念があるのだろうかと首をかしげたくなることがあります。

 大阪市立桜宮高校の体罰自殺事件については、それだけ深刻な問題だからなのでしょう、毎日のように報道が続きます。

 そもそもどうして、平等、公平性を知る人間が、むごい体罰を繰り返し、人1人を自殺へ追い込んだのでしょうか。それも平等、公平性をよく知り、それを教えるはずの教育の場で、なぜ未来ある若い人間が死ななければならなかったのでしょう。そしてこの教育の場にいる人間たちは、なぜ、もっと強い悲しみと憤りを感じ、自ら本気になって解決へ向けて立ち上がらないのでしょう。

 本物の教育者のメンタリティーって何でしょう。世の中に、えせの教育者がはびこり過ぎているということなのでしょうか。大阪を越え、公も私もなく、日本全国の教育者は自らを責め、反省し、自ら解決へ向けて行動することです。

 行動というと、大阪市の橋下市長です。市長は、体育科の入試を中止しなければ、予算を執行しない方針を伝えました。また桜宮高校の体育科教師全員を入れ替えなければ、その人件費も手当しないとしました。思い切った措置ですが、それだけ教育現場がもたらした人1人の死が重いということを物語っているのではないでしょうか。