心の相談士 小林です。
7月に入って、去年大津市の中学校で起こったいじめ事件の報道が
過熱していますよね。
あの大津のいじめ事件でも、心理・脳科学の部分が大きく関わっています。
このいじめについて、悲惨な被害を2度と出さない為というのもありますが、
自殺を食い止めたり、いじめることを思い留まらせることが
できればと思い考察を投稿してみます。
加害者の児童は、3人とも13歳でしたよね。
3人で一人の同級生に対して、自殺の練習や葬式ごっこなどの
圧力と危害を加えていたのはとても許されざるべき行為です。
小学校を卒業して間もないのに、どうしてあんなに酷い事が
できるのか不思議に感じている人もいると思いますが、
いじめなど他人へ危害や圧力を加えるのに年齢は関係ないですね。
実際に大人でも平気で相手をいじめたりしていますし、
いじめをするという根本的な部分は大人も子供も関係なく共通
していると思います。
それゆえに、このいじめの問題は非常に根が深くて、いじめをなくそうしたり、
解決を目指そうとすれば時間が掛かると考えられます。
なぜかといえば、いじめをするというのは、親の子育ての方法や
親子関係が非常に大きな重要性を持っているからです。
いじめをした加害少年を例にすれば、13年間もの親からの
子育ての方針によってあのいじめが起こったと
言っていいと思います。
例えば少年Aが、誰から見ても悪い行動を取ったとしますよね。
その近くに、親のBさんがいたとします。
ここで悪いことに対して、親のBさんが怒ったり叱るという行動を取れば、
少年Aは自分でいけないことをしたと認識して、悪いことをした
行動を止めます。
ただ親のBさんが、少年Aの行動を叱ったり・怒ることもなく、放置をしたり、
悪さをしたことを褒めたり擁護するような言葉を掛けた場合、どんなに悪い事でも
少年Aはそれが正しい事として脳の中にインプットします。
親が許してくれたから、親以外の大人でもその行動を試そうとします。
先ほど悪さをした同じ行動を、大人で他人のCさんの前で実行したとします。
他人の子供を叱ったり怒るいう行為は、勇気のいることですし
簡単にできることではないですね。
その時に叱ったり・怒らなければ、その時にした自分の行動に対して、
自分の気持ちや考え方がより正しいと強化して認識します。
親を含めて、自分の気持ちや考え方が周囲の間では正しい事として
言われているのに、少しでもそれは違うよと言えば、自分は正しいと思ってるのに、
それに従わない人間はありえないと感じて、自分の考え方や気持ちを
理解させるために、どんな手を使ってでも相手に対して平気で危害や圧力を
加えようとします。
また他人がその誤りを指摘できなかったり我慢していた場合は、
自分のしていることは正しいと感じて、どこまでやれば相手が反抗してくるのか
どんどん行動をエスカレートしていきます。
大津いじめ事件で加害者の一人の少年は、いじめをしたことに対して全く
反省している様子はないようです。
なにせその加害少年の母親は、緊急保護者会の前に校門前でビラを配った
そうですが、その文面に『息子の痛みをわかってやれなかったのは
そちら(少年の両親)のはず。うちの子が悪いというのは責任転嫁です』と
の内容が書かれていたそうです。
さらに別の日に行われた緊急保護者会ではマイクを握り
「うちの子は仲よくプロレスごっこをしていただけなのに、
犯人扱いされて学校に行けなくなった。
うちの子が自殺したら、ここにいる保護者や先生の責任だ」と
言い放ったそうです。
母親が自分の子供がした行為に反省をしていなければ、
その子供自身が反省するという事自体想像もできないでしょうね。
そしてこういった母親に限って、自分の子育ては完璧だ、自分の子育てを
否定する人間こそ、間違っていると考えている傾向がありますね。
これから加害者少年3人とその家族は、世間からのバッシングに
晒されるかと思いますが、本人達からすれば批判されている理由が
分かっていないという事実があります。
なぜかといえば、3人の加害者少年である親たちも、自分達の親から
同じような教育を受けてきたと考えられます。
自分の親から受けた教育を、加害者少年にしているだけなので、
罪の意識が全くないというのも理論上は理解することができます。
ただ、人の命を奪っておいてなんの反省もないのは人としてどうなの?
という点と、自分達の責任を蔑ろにして他人に責任を転嫁するのは
大人として理性的な判断ができない状態だと思います。
自分の子供に限って、そんなことはありえないと思われている
親御さんは、本当に自分のお子さんと向き合っていますか?
今もあなたのお子さんは、危険な信号を出しているかもしれませんよ。
それを察知できるのは、学校の教師や周囲の大人ではなく、
一つ屋根の下で一緒に生活している親の貴方達だけです。
このような悲惨な被害を出さないためにも、今一度お子さんのことを
理解して向き合ってあげることが、ご家族の将来を救い、
お子さんの未来も輝いていけるものだと思います。
ちなみにこの内容を投稿するのに、3時間かかりました。
大仕事を終えてホッとしています。
心の問題は社会問題になっています。
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