先日娘から連絡があった。




「もう4件もまわったけど売れてしまってんねん…」




「そっちにないかなぁ」




見てくる!




あった!ふつうに。













『シナぷしゅ』というらしい。



「今日、発売やねん」



孫がそのキャラクターがひじょうに気に入ってると聞き



オジイは頑張って買いに走った。









大丈夫。


田舎ではテレビで放映されてないから、みんな知らない。



そして、それを欲しがる子どもも少ない。



ある意味悲しい現実だ。

梅林の1番梅が咲いた。




例年より半月ほど遅い。




今年はここ数年の中で一番寒い気がする。




毎年そう思っているかも知れない。







































春は近くまで来ている。



じっとたえて、いろんなことをあきらめて、



未来を想像することを忘れてしまいそうな日々が続いた。



春が来たら、きっと変わるはずだ。

降り積もった雪は、夜になると氷になり




かたく、つめたくなった。























かたく、つめたいそれは



何もかも拒絶する。





いや、お湯をかけるととけるなぁ。

もうすぐ…




もうちょっとしたら…




春になれば…



































でも、まだ遠い感じ。

こんなにわずかな街の灯りも、




少ないからこそ光輝く。














きっと灯りの主は知らないだろう。



あなたが灯すこの灯りが



川面に反射してこんな美しいことを。


















銀河鉄道999のように



夜空に向かって電車は走る。